富士山お中道・芋煮山行~小雨の中のハイキング~ 


標高
御庭寄生火山 2354m
山域
富士山周辺
登山日
2024年10月1日(火)、曇り時々晴れ小雨、22℃
歩程
行動時間 3:05、歩行時間 1:25
歩行距離
2.5km
標高差
135m
累積標高差
+205m、-200m
登山口
御庭駐車場mapon
交通機関
 富士スバルライン・御庭駐車場
登山コース
御庭駐車場~御庭東屋~お中道・青草流し~御庭駐車場
コースmap
富士山五合目・芋煮山行(GoogleEarthで作成)

 

 コースタイム


御庭駐車場11:15~お中道11:55~御庭東屋・芋煮12:00/13:40~お中道・青草流し13:45~御庭第2火口14:05~御庭駐車場14:20

 

 御庭駐車場~御庭東屋~お中道・青草流し~御庭駐車場


9月の末、小笠原の南に発生した台風17号は、房総半島の東沖を北に向かって進んでいるようです。関東への直接の影響はないと言いますが今日は曇りの空模様が続くようです。

今年初めての芋煮山行、真夏の猛暑で山行の機会が少なかった山仲間と久しぶりの山行です。御殿場インター付近では晴れていた富士山も、スバルラインの御庭駐車場にたどり付くと細かい雨が降っていました。

御庭駐車場は降り始めた小雨の中
御庭登山口

久しぶりの雨具に身を包み落葉松の林の中を登り始めます。石が敷き詰められた坂道をひと登りすると森林限界です。視界は開けてきますが霧雨に包まれた稜線からの展望は期待できません。

お中道の案内板
石が敷き詰められた坂道を登り
森林限界を超えると視界が開け
降り続く小雨の中を登ると

山はすでに秋の気配、落葉松は黄色く色付き、オンタデの紅葉も始まっているようです。お中道をわずかに歩くと寄生火山の火口近くに建つ東屋です。何処かの学校の20名ほどのパーティ、富士山の地形のお勉強ということでメモを取りながら先生のお話に聞き入っていました。

細かい雨が降りしきる中、東屋のテーブルで芋煮です。ザックで担ぎ上げたのはしょう油味の芋煮、山形名物の芋煮にも地方により違いがあるようで、県北の村上地方では豚肉、庄内地方では味噌味、県南の置賜地方では糸こんにゃくを使うと言います。村山地方は少し甘めのしょうゆ味、〆はうどんにカレーと言います。

御庭の植物の案内板
スコリアの道を進むと
東屋のテーブルで芋煮
芋煮ができました

食材やコッヘル、お湯など5kgほど担ぎ上げることになりますが山の上で鍋を囲むのは一味違うものでした。

芋煮の食材(6人分)

牛肉500g(小間切れ)、サトイモ4個、長ネギ1本、ぶなシメジ1/2パック、シイタケ、ゴボウ(ささがき)、人参、こんにゃく各少々

うどん2袋、カレールー4個

調味料:和風だし、めんつゆ、しょう油、砂糖、酒

鍋を囲みながらゆっくりとお話しに花を咲かせると、降り続いた雨も小降りになり空も明るくなってきました。

〆はカレーうどん
青草流しまで歩きましたがガスの中
東屋の近くから火口列に沿った道を
滑りやすそうな石の階段

お中道を少し歩こうと思いましたがなかなか雨は上がってくれません。巻きあがる雲で下界は雲の中、振り返る富士山の山頂も雲の中です。少し歩いた青草流しから御庭駐車場に戻ることにしました。

割れ目噴火の火口沿いに下って
御庭第2火口の東屋
御庭入り口
樹海台展望所から河口湖方面の展望

御庭に下山後、スバルラインを下って行きます。大沢峰崩れ展望台は霧の中、少し下った樹海台展望所からは青空の下に河口湖方面の展望が開けています。河口湖の先には十二ヶ岳の稜線、目を右に映すと三ツ峠の頂も見付けることができます。その奥に続く霞む山影は大菩薩から小金沢連嶺の山々ようでした。

同じ山でも山の標高や位置により天気は変わるもの、山の天気は難しいものでした。

 

 コース GPSmap


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