乗鞍岳~360度の展望が広がる雪の山頂~ 


標高
乗鞍岳3,025.8m(日本百名山)、富士見岳2,817m
山域
北アルプス
登山日
2013年10月18日(金)、晴れ
歩程
合計2:50
歩行距離
5.5km
標高差
322m
累積標高差
+466m、-466m
登山口
畳平mapon
交通機関
 乗鞍スカイライン
登山コース
畳平-剣ヶ峰-富士見岳-畳平
コースmap
乗鞍岳

 

山行の記録

 コースタイム

畳平9:45-(1h35m)-剣ヶ峰11:20/55-(0h40m)-肩ノ小屋12:35/13:00-(0h15m)-富士見岳13:15/25-(0h20m)-畳平13:45

 

 畳平~乗鞍岳(剣ヶ峰)

乗鞍スカイラインのバスが出発する平湯へ向かいましたが、今年から出発は朴ノ木に変更になったとか。松本からでは乗鞍高原から出発する乗鞍エコーラインを利用したほうが良かったかもしれません。

朴ノ木を出発したバスはカーブの多いスカイラインをたどりながら畳平のバス停にたどり着きました。3000mを真近かに眺める駐車場は付近を散策する観光客やハイカーでにぎわいを見せています。

朴ノ木のバス乗り場
畳平の駐車場
不肖ヶ池の先に摩利支天岳
畳平の上に恵比須岳と魔王岳

不肖ヶ池の傍をたどる木道から富士見岳下の舗装道路を目指すことにします。薄い雪に包まれた登山道はかなり気温も低くなっているようで多少凍り気味です。思いのほか急な登りに息を切らせながら石段を登ると肩ノ小屋へと向かう舗装道路です。

緩やかな舗装々ををしばらくたどると摩利支天直下の肩ノ小屋にたどり着きました。すでに営業は終わっているようで窓は閉まっていました。

肩ノ小屋の上に朝日岳
ドームを頭に載せた摩利支天岳

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
摩利支天岳の先に北アルプスの峰々(Windows-liveで作成)

ここからは雪交じりの急坂を登って行きます。アイゼンを付けるほどのことはないものの滑りやすい急な登りが続きます。振り返るとコロナ観測所のドームを頭に載せた摩利支天岳、その先には雪を被った北アルプスの山々のパノラマが広がっています。ひときわ目を引く尖塔は槍ヶ岳、その先を目で追いかけると奥穂高岳、西穂高岳の岩尾根も見付けることができます。

やがて登山道は蚕玉岳と呼ばれる稜線にたどり着きました。目の前には権現池が青黒い水をたたえていました。

稜線の上は朝日岳
蚕玉岳からは剣ヶ峰へ
雪が凍り着いた登山道は
小さな頂上小屋

ここからは山頂を巻くように岩混じりの登山道を登って行きます。気温もかなり低くなっているようで岩に張り付いた雪も凍り着いていました。

小さな頂上小屋を越えると山頂は目の前、石垣に囲まれた山頂神社を回り込むと1等三角点が置かれた剣ヶ峰の山頂にたどり着きました。ここは360度の広い展望を楽しむことのできるところ、目の前には雲海の上に木曽駒ヶ岳、左に目を移すと南アルプスの稜線も蒼黒いシルエットとなって連なっています。北岳の肩には富士山の山頂も見え隠れしていました。

石垣に覆われた山頂神社
山頂の鳥居にはエビノシッポ
山頂には1等三角点
雲海の先に木曽駒ヶ岳
権現池の先には雲海の中に白山
南アルプスの稜線の先に富士山
岩屑の登山道を下って行きます

展望を広がる山頂もかなり気温が低くなっているようです。ひとまず凍り付いた登山道に気を付けながら肩ノ小屋へと下ることにしました。

 剣ヶ峰~肩ノ小屋~富士見岳~畳平

肩ノ小屋で少し遅い昼食をとったのち富士見岳へと向かうことにします。

稜線の先は蚕玉岳
蚕玉岳から振り返る剣ヶ峰
肩ノ小屋を目指して下って行きます
富士見岳への分岐点
富士見岳からの展望

この山頂も展望の良い頂で、目の前には広がる箱庭のような畳平、それを取り巻くように恵比須岳、魔王岳などの頂がそびえていました。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

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