青砥駅10:20~水戸街道旧道10:50~中川河川敷11:01/07~中川橋11:14~宝蓮寺11:20~西念寺11:25~新宿日枝神社11:35~水戸街道石橋供養塔11:41~亀有警察署11:48~京成金町駅・JR金町駅12:05~やよい軒金町店12:10/46~金蓮院13:04~葛西神社13:15~江戸川河川敷13:29/33~金町関所跡14:04~葛西橋14:10~松戸緊急用船着場14:15~松戸宿の碑14:25~松戸神社14:30~松先稲荷神社14:40~法光院14:47~善照寺14:51~西蓮寺14:56~松戸駅15:05
鎌倉から歩き始めた鎌倉古道下道はお花茶屋を越えたところで夏の猛暑で中断、秋の気配も始まったことから京成青砥駅から松戸へと歩き始めることにします。
国道6号線沿いに歩く道は水戸街道歩き、千住宿から新宿、松戸を経て水戸へと続く116kmの街道と言います。
青砥駅から僅かに歩くと国道6号線、旧街道は6号線の沿った住宅地の中に続いていました。国道6号線を渡ると中川の河川敷に沿って続く遊歩道です。中川は埼玉県羽生市を源に綾瀬川を合わせ荒川として東京湾へと続く川です。低湿地帯と言うことから多くの洪水被害が発生したところと言います。
中川橋を渡ると新宿(にいじゅく)、北千住から一つ目の宿場です。住宅地の中には新宿日枝神社がありました。新宿の鎮守でしたが中川の掘削により現在の地に移転したと言います。境内にはよなき稲荷神社、由緒書きなどありませんでしたが子供の夜泣きにご利益があるとか。
国道6号線をしばらく歩くと古い石橋供養塔があります。ここは水戸街道と佐倉街道の分岐であったと言います。
車の流れも多い国道沿いには亀有警察署があります。マンガ「こち亀」の舞台となった亀有公園前派出所は架空の交番と言います。亀有公園はJR亀有駅近くにあるようです。
金町駅前の高架橋から道を折れると京成金町駅、その先はJR金町駅のロータリーです。駅前は北側のほうが飲食店なども多いようです。学生などが多く出入りしているやよい軒でお昼ご飯にしました。
住宅地から県道金町線を越えると葛西神社です。ここは平安時代から続く神社で、三郷の総鎮守として信仰を集めるところと言います。境内の案内板には「葛西はやし」発祥の神社として紹介されていました。
江戸川の河川敷をしばらく歩くと外環道の高架橋、東京をめぐる中央環状線C3が通るところです。河川敷の先には東京都の東金町ポンプ場があります。その傍には金町関所跡の碑が建っています。往時、松戸への渡船場はこの付近にあったと言います。
葛西橋で江戸川を渡ると千葉県、河川敷にはサイクリング道路があります。江戸川には松戸緊急用船着き場がありました。大きな災害が起きたときはここから物資の陸揚げが行われるところと言います。
河川敷から松戸の市内へ、坂戸川の傍には松戸神社がありました。松戸の総鎮守として水戸徳川家とも深いつながりがあるところです。
松戸の街には法光寺、善照寺などいくつかのお寺がありました。善照寺は千葉周作が修行したところと言います。千葉周作は北辰一刀流の玄武官、志学館は鏡神明智龍の桃井春蔵、練兵館は神道無念龍の斉藤弥九郎開いた道場で江戸三大道場と言われています。
松戸の駅近くには「きくや」というタイ焼きがあった記憶があります。少し探してみましたが数年前に閉店したとか、あまり盛んでない印象の松戸ですが駅前のロータリーが再開発が始まっているようでした。