甘利山から千頭星山~暑さの中登った南ア前衛の山~ 


標高
甘利山1,731m、千頭星山2,138.5m
山域
南アルプス
登山日
2019年8月5日(月)、晴れ、30℃
歩程
行動時間 6:15、歩行時間 4:45
歩行距離
7.3km
標高差
495m
累積標高差
+670m、-670m
登山口
甘利山駐車場mapon
交通機関
 中央道韮崎ICから19km
登山コース
甘利山駐車場~甘利山~御所山分岐~千頭星山~奥甘利山~甘利山~甘利山駐車場
コースmap
甘利山・千頭星山

 

 コースタイム


甘利山駐車場10:40~甘利山11:10/20~奥甘利山分岐11:50/12:10~1620m付近12:35/45~御所山分岐13:15~千頭星山13:50/14:30~奥甘利山15:30/35~甘利山16:20/25~甘利山駐車場16:55

 

 甘利山駐車場~甘利山~御所山分岐~千頭星山


中央道の韮崎インターから甘利山公園線を登り甘利山の駐車場へ、ツツジの時期にはたくさんの車で賑わう大きな駐車場もこの時期は閑散としています。それでも花の写真を目当てにしているのか数台の車が停まっていました。

甘利山周辺の案内板
ツツジ苑の前はお花畑
お花畑の中を登って行きます
雲の中から富士山の頭

ツツジ苑の傍からお花畑の中の登山道が始まります。ハクサンフウロウやウツボグサ、クサシモツケなどの花を眺めながら緩やかな登山道を登って行きます。

コオニユリが咲き始めた山頂直下の木道を登って行くと広く開けた甘利山の山頂にたどり着きました。夏雲が巻き上がる御坂山塊の稜線の上には富士山が頭だけを出していました。

甘利山から小さく下った登山道は奥甘利山へと登り返します。ジグザグに登って行く道は思いのほか急な登りで夏山トレーニングの重めのザックが肩に食い込みそうです。

木道の中を甘利山へ
広く開けた甘利山の山頂
奥甘利山への急な登り
奥甘利山の分岐

気温はかなり上がっているようで額からは大粒の汗が噴き出してきます。奥甘利山の分岐で少し早めの昼食にしました。

一度小さく下った登山道は稜線へ向かって急坂を登るように。やがて緩やかになった登山道は稜線直下で再びジグザグを繰り返す急坂になります。稜線から下ってきた単独行の男性は苺平から下ってきたのか、千頭星山から先は地図読みが必要なⅤルートのようです。

樹林帯の中の急な登り
立ち枯れの中から櫛形山
御所山への分岐
コメツガの稜線歩きが始まります

御所山へと続く道を右に分けると笹原の中を緩やかに登って行く気持ちの良い道が始まります。

明るい笹原の先に千頭星山
八ヶ岳の山並み青いシルエット
広がる笹原の先に奥秩父の山並み ※onmousで山名を表示
樹林帯の中の千頭星山
山頂に三角点

視界が開けると甲府の街並みの上に金峰山など奥秩父の山並みが続いていました。最後の急斜面をひと登りすると千頭星山の山頂です。三角点が置かれた樹林帯の中の山頂は視界のない広場と言ったところでした。

 千頭星山~奥甘利山~甘利山~甘利山グリンロッジ


千頭星山からは往路をたどり甘利山へ下ることにします。汗にまみれながら登った急坂も下りとなれば楽なものです。1時間ほどで奥甘利山の分岐にたどり着きました。

山頂から下り始めます
明るい笹原の気持ちいい下り
御所山分岐からは急な下り
視界が開けると夏雲の中に富士山

黄色いマルバダケブキの咲く斜面を僅かに登ると樹林帯の中の奥甘利山です。目の前には富士山方面の展望が広がっていました。

樹林帯の中の下り
奥甘利山の山頂
櫛形山と毛無山から御坂山塊の山々
奥甘利山からの急な下り

奥甘利山かなは再び急な斜面を下って行きます。目の前には甘利山の広い山頂が見えています。

甘利山への登り返しはそろそろ疲れ始めた足に少し辛いところです。たどり着いた広い山頂からはまだ夏雲から頭を出した富士山、低くなった日を浴びる奥秩父の山並みも一望できるところです。

目の前の下に甘利山の山頂
広く開けた甘利山の山頂
山頂からは奥秩父の山々
たどり着いたツツジ苑

山頂からお花畑の中を緩やかに下って行くとツツジ苑の脇にたどり着きました。

2000mの頂と言いながら真夏の暑さと闘いながらの山行、数年前にこの山に登ったのは6月の気候が良かった時期でした。その時に比べやはり時間がかかったのは暑さのほか夏山トレーニングの少し重めのザックと言うこともあったのかも知れません。

 

 コース GPSmap


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