日向山~雁ヶ原と呼ばれる白砂の景観~ 


標高
日向山 1659.9m
山域
南アルプス
登山日
2018年10月5日(金)、曇り、20℃
歩程
行動時間 4:05、歩行時間 3:05
歩行距離
4.3km
標高差
535m
累積標高差
+550m、-550m
登山口
矢立石登山口mapon
交通機関
 中央道須玉ICから22km
登山コース
矢立石登山口~日向山・雁ヶ原~矢立石登山口
コースmap
日向山

 

山行の記録

 コースタイム

矢立石登山口11:05~1310m付近11:40/45~1445m付近12:10/15~日向山三角点12:55~雁ヶ原13:00/50~矢立石登山口15:10

 

 矢立岩登山口~日向山

雨の日が続いた9月、秋雨前線が停滞しているなか台風21号、24号が日本列島を縦断してしていきました。台風25号が近づいていますが日本海を抜ける予報で甲府周辺は曇りながら雨も降らないようです。

たどり着いた尾白川渓谷の広い駐車場には渓谷を散策する人や甲斐駒ヶ岳へと登る人の車などが停まっています。日向山へ登る人の多くもこの駐車場を利用しているようです。

我々は少し戻った別荘の脇から矢立石の登山口まで登って行くことにします。矢立石から先の尾白川林道は崩壊のため通行止め、登山口には5~6台の駐車スペースがありました。

矢立石登山口に駐車スペース
矢立石の登山口
道標も整備されています
これが矢立石か

雑木林の中を緩やかに登って行く登山道は落ち葉を踏みしめながら山頂を目指します。先日の台風が近くを通り抜けていったようで落ち葉や枯れ枝が登山道に落ちていました。

ジグザグを繰り返す登山道には1/10、2/10・・・と記された道標があります。

雑木林の登山道が続きます
登山道脇にハイキングコースの道標
台風の後は落ち葉も多い
急坂を登って行くと山頂の肩

記録的な夏の暑さが続いていましたが山は確実に秋の気配が近付いているようです。登山道わきのカエデは真っ赤に色付き始めていました。

やがて勾配がきつくなると山頂の肩です。落葉松林を小さく下ると右手に国土交通省が設置した雨量計があります。アメダスでお馴染みの雨量計は気象庁が設置したもの、国土交通省の雨量計は河川の防災に利用されているようです。

落葉松林を小さく下り
鞍部に国土交通省の雨量計
登山道脇に三角点
日向山の山頂

登り返すと右手の笹原の中に山頂の三角点があります。付近は刈込など行われていましたがなぜか「山頂から先、錦滝へは通行止め」の案内がありました。三角点の先のふみ跡は何処から登てくるのでしょうか、濁川本谷から沢登りでもするコースがあるのでしょうか。

雁ヶ原に山頂標識
山頂はガスの中
白い砂の中に岩が立っています
山頂はガスの中

たどり着いた雁ヶ原はガスの中です。崩壊が進んだ花崗岩の白い砂の中、林立する岩が織りなす景色はガイドブックなどにも紹介されているところです。しかし今日はガスの中その景色を期待することは無理のようです。

 日向山~矢立岩登山口

日向山に訪れたのは20年以上も前のこと、その時は雪化粧をした八ヶ岳の稜線や雨乞岳などを眺めながら錦滝を回って矢立石に戻りました。

今回は山頂で食事をしたのち往路を戻ることにしました。ネット上には錦滝から山頂を周回する山行記録もありましたが林道も廃道に近いようです。

落葉松林の中を登山口に戻ります
たどり着いた矢立石の登山口
矢立石へと登って行く登山口
駒ヶ岳神社の傍に尾白荘

登りでは休憩を取るなどして登って道も帰りは楽なもの、ジグザグを切りながら登山道を下って行くと程なく矢立石の登山口にたどり着きました。

杉木立の中に駒ヶ岳神社
龍神社に滝が落ちて
摩利支天を祀る社
境内に霊神碑

帰りは竹宇駒ヶ岳神社に立ち寄りました。駒ヶ岳の修験道信仰の神社のようで境内にはたくさんの霊神碑が祀られていました。境内には滝神社、その奥には摩利支天を祀った神社もありました。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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