甘利山・千頭星山~レンゲツツジの咲く頂から唐松の稜線へ~ 


標高
甘利山1731m(山梨百名山)、千頭星山2138.5m(山梨百名山)
山域
南アルプス
登山日
2012年6月30日(土) 晴れ時々曇り
歩程
登り2:15、下り1:50、合計4:05
歩行距離
7.2km
標高差
499m
累積標高差
+627m、-627m
登山口
甘利山駐車場mapon
交通機関
 中央道韮崎ICから18km
登山コース
甘利山駐車場-甘利山-奥甘利山-千頭星山(往路を戻る)
コースmap
千頭星山・登山コース

 

山行の記録

 コースタイム詳細

甘利山登山口10:50-(0h30m)-甘利山11:20-(0h30m)-奥甘利山11:50/12:15-(1h15m)-千頭星山13:30/50-(0h55m)-奥甘利山分岐14:45-(0h30m)-甘利山15:15/35-(0h25m)-甘利山登山口16:00

 

 登山口~甘利山~奥甘利山

南アルプスの前衛にそびえる甘利山はレンゲツツジの咲く山として知られているところです。梅雨の晴れ間を利用して甘利山とそれから続く千頭星山を訪ねることにしました。

韮崎から曲がりくねった山道を登って行くと広い駐車場にたどり着きました。車の整理をしていたお爺さんの話では7時過ぎにはすでに一杯、先週はツツジが満開だったようで終日たくさんの車で溢れていたと言います。

登山口からはレンゲツツジを愛でに登る観光客に交じりながら整備された遊歩道のような道を登って行きます。

三角点がある東屋に立ち寄り緩やかな階段の道を登るとレンゲツツジが咲く広い斜面を登って行くようになります。すでに満開の時期は過ぎているようですが斜面一面に朱色の花が咲いていました。

甘利山の登山口
1671.5mの三角点は東屋の前
甘利山の山頂からの展望
甘利山の山頂
奥甘利山への登り

たどり着いた広い山頂は多くの子供連れや観光客で賑わっています。山頂標識の前で記念撮影をする家族連れもいました。

一度小さく下った登山道は奥甘利山に向かって登り返します。思いのほか急な登りに息を切らせながら急坂を登って行くと奥甘利山への分岐です。ここは路を右に、僅かに登ると奥甘利山の山頂です。木立に覆われた山頂には初老の20人ほどのパーティが昼食の最中せす。我々も木立の傍に腰を下ろし昼食にしました。

 奥甘利山~千頭星山

奥甘利山からはカラマツ林の登山道が始まります。一度小さく下った登山道は千頭星山の稜線に向かっての急坂を登って行きます。笹に覆われた斜面には目立って花を見付けることができません。それでも若葉色の落葉松の中に真っ赤なヤマツツジや咲き残ったミツバツツジを見付けることができました。

奥甘利山の山頂
急な登りを稜線へ
稜線上の分岐点
ミヤコザサに覆われた稜線

急な登りは尾根を巻くように千頭星山から続く稜線を目指して登って行きます。やがて登りも一段落すると標高2066mの分岐点、右に分かれる道は御所山を越え青木鉱泉へと下って行く道です。

ここからがこのコースのハイライト、明るい斜面はミヤコザサに覆われカラマツやシラビソが高山の雰囲気を感じさせてくれます。山頂直下の斜面を回り込むようにして登って行くと木立に覆われた千頭星の山頂にたどり着きました。山梨百名山の標柱がある山頂には三角点も置かれています。

 千頭星山~甘利山~甘利山登山口

山頂からは鳳凰三山への縦走をが続いています。ここからは大ナジカ峠に下り南御室小屋へと登り返す山道は3時間半ほどとか、やはり鳳凰三山へと向かうには夜叉神峠から登ったほうが楽なのかもしれません。

曇り空の下に韮崎の街並み
千頭星山の山頂
レンゲツツジの斜面を登り返し
振り返る千頭帽子山

山頂からは甘利山の登山口へ戻ることにします。途中から振り返る千頭星山の山頂は次第に雲も取れ、落葉松やシラビソに覆われたなだらかな頂を見せ始めていました。

たどり着いた甘利山の山頂でレンゲツツジを眺めながら展望を楽しむことにします。夏雲の中からは富士山の山肌、茅ヶ岳や金ヶ岳の頂も霞んでいました。3時を過ぎても山頂へと登ってくる家族連れもちらほら、登山口から30分もあればレンゲツツジを楽しめる山は家族連れにも人気があるのでしょう。後は観光客と先になり後になりながら登山口を目指して下って行くだけです。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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