ヤビツ峠9:20~870m衣服調整9:55~大山11:00/12:05~大山公衆トイレ12:15/20~雷ノ峰尾根展望台13:40/45~阿夫利神社下社14:15/20~大山ケーブルカーしもしゃ14:30
山の会の新年山行は大山です。計画された山行は4コース、参加人数は合計40人近くになるようです。
秦野駅からヤビツ峠へと向かうバスはたくさんのハイカーで満員です。蓑毛を超え菜の花台の展望台に近付くとバスのフロントガラスを細かい雨が濡らし始めてきました。
ヤビツ峠で準備体操をしたのちイタツミ尾根を登り始まます。しばらく登ると細かい雨が降り出してきました。天気予報では関東の南岸を前線が通過するということで場合によると雪も降るとか、先ほどまで見えていた三ノ塔の山肌も白い雲に隠れてきました。
小さな岩場を超えると表参道の分岐は目の前です。高度が上がっているのか雨は雪に変わり登山道に積もり始めています。
下社から表参道を登ってくるハイカーも合わせた登山道は山頂へあと10分ほど、銅鳥居が現れると奥ノ院の社や茶店がある山頂は目の前です。
山頂の休憩小屋はすでにたくさんのハイカーで一杯です。仕方なく奥ノ院の裏手で担いできたお汁粉とお雑煮を作ることにしました。
お汁粉は昨日作った手造りのお餅が1kgとこちらも手造りの餡子が2kg、まだ柔らかいお餅は熱い鍋に入れるとすぐに柔らかくなります。
ここに餡子を入れるとお汁粉の出来上がりです。とりあえず寒い山頂では熱いお汁粉はウマウマでした。
お汁粉の後はお雑煮です。こちらも昨日作った手造りのお餅が1kg、鶏もも肉、大根、ニンジン、シイタケとブナシメジ、それに長ネギと小松菜です。野菜が柔らかくなったところで温かい餅を入れ、めんつゆと醤油などで味をつけれは出来上がりです。
でも寒冷地用のガスを持ってきましたが気温が下がっているのかひと煮立するまで少し時間がかかってしまいました。
山頂からは雷ノ峰尾根の展望台を目指して下って行くことにします。山頂のベンチはたくさんのハイカーでにぎわっています。コッヘルを出しラーメンなどを作る人、大山三峰方向を見ながら山座同定をしている何処かの山の会の人々。でも真っ白い雲の中での山座同定はあまり良く判らなかったのでしょう。
ジグザグに下って行く道は明るい雑木林の道、まだ山頂を目指して登ってくる人も多いようです。
唐沢峠への道を左に分けるころになると高度が下がったのか雲の切れ間から下界が見えるようになります。
やがて目の前に南尾根の稜線が見えてくると登山道は山肌を巻くようにして雷ノ峰尾根の展望台へと下って行くようになります。
たどり着いた展望台からは良く整備された道を下社へと下って行きます。数年前に事故があったためかガイド用のロープや落石防止用のネットなどかなりかなりの安全がとられていました。
しばらく下ると下社です。たくさんの初詣の人と一緒に茅ノ輪が設けられ神前で今年一年の山行の安全を祈りました。