阿夫利神社下社10:20~16丁目11:15/30~富士見台11:40~大山山頂12:15/13:00~見晴らし台14:20/30~阿夫利神社下社15:00
たどり着いた駐車場からは土産物屋の店先を眺めながらケーブルカー駅を目指します。平日とあってまだ参道を登って行く人も多くありません。
始発のケーブルカーで下社駅へ、大山のケーブルカーは昨年の10月にリニューアルされた大きな窓の電車、リチュームイオン電池を内蔵しているというこうとで架線も必要ないようです。
下社の石段を登って行くと大きな拝殿、登山口はその左手にあります。お花講が奉納した鳥居をくぐると急な石段が始まります。最初から見上げるような急坂で息も上がりそうでした。
丁目石に導かれながら登って行く表参道は石の階段が続く急な登りです。途中には夫婦杉、ぼたん岩や天狗の鼻突き岩などがあります。開けた視界の先には湘南の海岸線、霞んだ江の島の島影も見え隠れしています。
ようやくたどり着いた16丁目には大きな石柱が建っています。ここは蓑毛から登ってくる道を合わせるところです。
幾分緩やかになった登山道は雑木林の尾根道を登って行きます。しばらく登ると富士見台、三ノ塔の上に白い雪を被った富士山がそびえていました。
岩っぽい登山道を登って行くと左からイタツミ尾根から登ってくる道を合わせます。ここから山頂までは10分ほど、銅の鳥居を越えると山頂は目の前です。平日のオフシーズンとあって社殿には鍵がかかっていました。その裏にあった奥宮もシャッターが下ろされていました。
山頂は冷たい風が吹き抜け気温もあまり上がっていないようです。登山道脇には僅かに融け残った雪が残っていました。
山頂直下は展望が広がるところです。目の前には大山三峰のギザギザした稜線、その先には仏果山や経ヶ岳の頂も見付けることができます。冷たい風に乗って雲が流れ込んでいるようで鎌倉や横浜方面は薄く霞んでいました。
山頂のベンチに腰を下ろしお握りとガーリックトマトのパスタ、それと久しぶりのラーメンです。キャベツや人参などを一緒に煮込むと山の上でのインスタントラーメンもそれなりに美味です。
帰りは雷ノ峰を下ることにします。まだ芽吹きの始まっていない雑木林の尾根道は良く整備されていますが多少滑りやすいところもあります。
視界が開けた崩壊地からは長々と下っていく南尾根、その先には渋沢の街並みも見えていました。
たどり着いた見晴らし台のベンチで小休止。ここからは下社に向かい杉林に中を下って行きます。ここでは死亡事故があったようで登山道にはワイヤーが張られ落石防止のネットも張られていました。
下社駅にたどり着いたのは3時過ぎ、帰りに豆腐料理と思っていましたが時間は中途半端、駐車場に戻りおとなしく自宅への道を急ぐことにしました。