上高岩山~御岳山を眺めながら鍋山行~ 


標高
上高岩山 1011.8m
山域
奥多摩
登山日
2018年12月16日(日)、晴れ
歩程
行動時間 6:00、歩行時間 4:25
歩行距離
7.7km
標高差
185m
累積標高差
+640m、-640m
登山口
御岳ケーブル・御岳山駅mapon
交通機関
 御岳ケーブル・御岳山駅
登山コース
御岳ケーブル・御岳山駅~天狗岩~上高岩山展望台~芥場峠~長尾平~御岳ケーブル・御岳山駅
コースmap
上高岩山

 

山行の記録

 コースタイム

御岳ケーブル・御岳山駅8:50~御嶽神社分岐9:15/20~天狗岩9:40~上高岩山分岐9:55~925m付近9:40/45~上高岩山11:05~上高岩山展望台11:15/12:20~芥場峠12:45~920m付近13:05/10~870mトイレ13:30/35~長尾平茶店13:40/50~御嶽神社分岐14:10~御岳ケーブル・御岳山駅14:50

 

 御嶽駅~御岳ケーブル~御嶽神社~上高岩山展望台

山の会の仲間と今年最後の山行は奥多摩の上高岩山のハイキングです。今年の9月、上高岩山から鍋割山、海沢城山へと歩いた長いハイキングのとき年末に訪れたいと話が出ていた山行です。

御嶽駅前で待ち合わせ、休日ということもあり御岳ケーブル行きの臨時バスも出ていましたがかなり込み合っていました。

御岳ケーブルもまた臨時運転を行っているようです。お客さんが一杯になるとすぐに山頂駅に出発、家族連れはあまり乗っていないようですが我々と同じ年代の10人ほどグループ、会社の仲間や若い女性のハイカーが目立ちます。

バスで滝本のバス停へ
御嶽山への参道を登って
御嶽山の石段から道を左に
杉木立の道をロックガーデンに

山頂駅からは御嶽神社への参道を歩き始めます。この時期ビジターセンターの付近にはシモバシラの花が咲きます。シモバシラは白い花が咲くシソ科の植物ですが、御岳山ではカメバヒキオコシにシモバシラの花が咲きます。

気温が低く雨が降っていないなど条件が揃わないと見られないと言います。またシモバシラができるとき茎の構造が壊れてしまうため、完全に溶けてしまうと同じ株ではシモバシラは出来にくいようです。

途中からはロックガーデンへと下っていきます。夏には家族連れなどでにぎわうところですがこの時期行き交う人は見当たりません。

途中にはシモバシラの花
ロックガーデンに下ります
天狗岩
上高岩山への分岐

冷たそうな沢沿いの道をわずかに登ると上高岩山への分岐です。スギ林の中をしばらく登って行くと登山道は雑木林の山肌を巻くように登って行きます。程なく目の前に長いアルミの梯子、急になった岩っぽい登りには鎖なども張られていました。

杉木立の尾根道を右に折れ
枯葉を踏みしめ斜面をトラバース
斜面を回り込むように登って行くと
アルミの梯子があります
お助け鎖場
さらに冬枯れの尾根道を登り

山頂直下の道端で一息を入れたのち冬枯れの稜線を登って行くと上高岩山の山頂です。春先には登山道の周辺にイワウチワの花が咲くところです。

小さな鎖場もあります
たどり着いた上高岩山
道標に従いサルギ尾根方面へ
小さな岩場を超えると

ここで道を左に、一度小さく下った道は小さな岩場を超え東屋が建つ上高岩山の展望台にたどり着きました。

目の前は御嶽神社、その奥に続く稜線は奥武蔵の山々です。今夜からは天気が崩れるようで丹沢方面は曇っているものの関東平野はまだ青空の下、御嶽神社の先には日光の男体山から白根山、袈裟丸山などが青いシルエットとなって続いていました。

上高岩山から眺める関東の山々 ※Onmousで山名を表示
展望台で山ご飯
ネギがたくさん入った餃子鍋
ミルフィーユ鍋
ブロッコリを入れ

貸し切りの東屋で山ご飯です。今回ザックの中に入れてきたのは餃子鍋とミルフィーユ鍋です。

ミルフィーユ鍋は数日前のNHKで紹介していたもの、カツオ出汁とカマンベールチーズが良く合うと言っていましたが塩気が足りないためかチーズが溶けていないためか少しパンチが足りません。山の上では味が濃いもののほうが良いのかもしれません。

餃子鍋の出来上がり
ミルフィーユ鍋の出来上がり
塩おにぎりを入れリゾット
紅茶も入れました

残った汁にコンビニで買てきた塩おにぎりを投入、ひとに立ちさせるとチーズリゾットです。こちらは出汁も効いて結構な美味でした。山頂でゆっくり1時間、温かい鍋はお腹だけでなく気分も満足するものです。最後は熱い紅茶で今年の鍋山行は打ち上げです。

 上高岩山展望台~芥場峠~御嶽神社~御岳ケーブル~御嶽駅

帰りは芥場峠から御岳ケーブル駅に戻ることにします。枯葉を踏みしめながら下っていく登山道にはシモバシラが立っていました。天気予報では都心の最高気温が6℃、奥多摩では0℃位なのでしょう。日向では小春日和気分でも木陰ではシモバシラも溶け残るのが頷けるところです。

東屋から芥場峠へ
芥場峠から下っていきます
冬枯れの心地よい下り
長尾平の茶店
御嶽神社からお店屋さんの中を下り
御岳ケーブル駅

芥場峠からは大岳山方面から下ってくる人も多くなります。陽だまりで一息入れるなど2時間ほど、御嶽神社の石段を下ると参拝客なども合わせ参道はかなり賑やかになってきました。

 

 コース GPSmap

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その他のコース・山行記録
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