古峰ヶ原高原~勝道上人が修行した明るい高原~ 


標高
横根山1372.8m(関東百名山・栃木百名山)、古峰原1377.7m(栃木百名山)
山域
尾瀬・日光
登山日
2013年6月9日(日)、晴れ、21℃
歩程
合計4:05
歩行距離
9.6km
標高差
129m
累積標高差
+493m、-493m
登山口
前日光ハイランドロッジmapon
交通機関
 東北道栃木ICから63km
登山コース
前日光ハイランドロッジ-井戸湿原-横根山-古峰ヶ原-前日光ハイランドロッジ
コースmap
古峰ヶ原

 

山行の記録

 コースタイム

前日光ハイランドロッジ10:10-(0h35m)-象の鼻10:45-(0h55m)-湿原荘跡11:40-(0h15m)-横根山(昼食)11:55/12:25-(0h55m)-方塞山13:20/50-(0h25m)-古峰ヶ原(三枚石)14:15-(0h30m)-方塞山14:45/15:00-(0h30m)-前日光ハイランドロッジ15:30

 

 ハイランドロッジ駐車場~井戸湿原~横根山

たどり着いた前日光ハイランドロッジの駐車場からは牧場の中の砂利道を緩やかに登って行きます。有刺鉄線が張られた牧場は若葉色に包まれていますが牛たちの姿は見えません。

前日光ハイランドロッジ
牧場の明るい道を象の鼻へ
象の鼻
井戸湿原に下って行きます

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
象の鼻付近から眺める日光の山々(Windows liveで作成)

しばらく砂利道を登ると象の鼻と呼ばれる展望台です。古い花崗岩の大岩が象の顔に似ていることから名付けられたと言いますが何処が目で何処が鼻なのか。展望台に立つと青空の下に男体山や女峰山、それから続くパノラマは日光白根山から皇海山、袈裟丸山へと続いています。

象の鼻からは井戸湿原に向かいます。若葉色に包まれた登山道にはヤマツツジの真っ赤な花が咲いています。そろそろ花の時期も盛りを過ぎているのか登山道には散り落ちた花弁が絨毯のように広がっていました。

山ツツジの先に井戸湿原
五段の滝

井戸湿原には右手の道を下って行きます。湿原荘跡への道を左に分けると湿原を周遊する道です。すでに乾燥化の進んだ湿原は笹に覆われヤマツツジと咲き始めたレンゲツツジが咲いていました。

途中、五段の滝の道標に導かれ滝を見て行くことにしました。滝と言っても名ばかりで大きな石に間を水が流れ落ちているだけでした。

湿原荘跡
横根山の山頂
ヤマツツジの咲く道を方塞山へ
牧場の先に方塞山

湿原荘があったと言う広場は湿原を見下ろすところ出来る広場です。ここでお昼にする人も多いようでたくさんの人で溢れていました。

湿原荘からも緑に包まれた登山道を緩やかに登って行きます。無線中継所の建つ小さなピークを越え木の階段を登ると横根山の山頂です。東屋の建つ山頂は展望が広がるところですが白く濁った空の下では遠望を期待すべくもありません。

関東ふれあいの道の道標
山ツツジの先に日光の山
木立に囲まれた方塞山
レンゲツツジの先に象の鼻

横根山からは牧場の有刺鉄線に沿った道を方塞山へと向かいます。ヤマツツジに彩られた明るい遊歩道のような道は小さなアップダウンを繰り返しながら方塞山へと登って行きます。

 方塞山~古峰ヶ原(三枚石)~ハイランドロッジ駐車場

たどり着いた方塞山は木立に覆われた縦走路上の小ピークと言ったところで大きな電波塔が建っています。南西方向は広く開け咲き始めたレンゲツツジの先に象の鼻から横手山へのなだらかな稜線が見えていました。

方塞山から三枚石へ
ツツジ平
ツツジの花に覆われた登山道
三枚石

ここからは三枚石に向かいます。若葉色に包まれた登山道は緩やかにアップダウンを繰り返しながらツツジ平へ。真っ赤な山ツツジのトンネルを抜け小さく登り返すと三枚石です。三重に重ねられた大きな石は勝道上人が座禅修行をしたところで三昧石とも呼ばれています。

岩屋の中に不動明王
三角点のある古峰ヶ原の山頂
小さな沢に金剛水
牧場の中を通り駐車場へ

三枚石から古峰ヶ原湿原へと下る道には三角点があります。ここに立ち寄ってからハイランドロッジの駐車場に戻りました。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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