十日町駅10:00、そうてつローゼン10:05/10~新治市民の森旭谷戸10:25~向山10:35~みはらし広場10:55~横浜創英大学10:58~霧が丘公園11:25~横浜高尾山・飯綱神社12:10/50~帷子川源流13:25~原分バス停14:00
今年は例年にない寒さが続いていました。雪の少ない関東でも1月6日、2月13日と雪が積もっていました。気温が低い日が続いていましたが今週末からようやく春らしい気温になるようです。気象庁の発表ではラニーニャ現象が継続しているとか、「冬が寒く夏は暑くなる」はラニーニャ現象のようです。
新治市民の森から横浜高尾山、帷子川の源流をたどるハイキングです。新治市民の森は横浜にある市民の森の一つで平成12年に開園された新しい公園です。公園には杉林と谷戸田が残され、横浜に少なくなった動植物が多く見られると言います。
たどり着いた十日市場の駅前は横浜のベットタウンのようで緩やかな坂道を登った十日市場ヒルタウンにはたくさんのマンションが建ち並んでいました。
旭谷戸からは竹林の中を尾根道に向かい登って行きます。廃竹材をチップ化する作業中と言ことでウッドチッパーが大きな音を立てていました。
尾根道には案内板が建っています。左手は向山と言いましが山道の途中に道標が一つ、山頂らしいピークも見当たりません。
分岐に戻り油窪へ、山道の左右はタケノコが取れる竹藪のようで道沿いに笹を利用した垣根がめぐらされています。案内図には検見坂や丸山の地名がありますが良く判らないままみはらし広場にたどり付きました。
駐車場の先は舗装道路歩きです。横浜創英大学は看護学部などのある私立の大学、守衛さんに教えてもらったフェンス脇の小径を登ると三角点があります。霧が丘グリーンタウンの建物の先には白い雪を被った富士山が見えていました。
霧が丘グリーンタウンはUR都市開発機構の大きな団地です。団地の中には霧が丘公園へと続く歩道も整備されている生活しやすい環境の団地のようです。
霧が丘グリーンタウンを抜けると環状4号線です。ここからは判り難い耕作地の中を歩くことになります。途中には椿稲荷社や庚申社の社がありました。庚申社の比較的新しそうな庚申塚は青面金剛でしょうか、社に祀られた庚申塔はあまり見かけたことがありません。
耕作地の中を進んでいくとフェンスの切れ目、ここから雑木林の中を僅かに歩くと東名町田インターを超える歩道橋です。さらにしばらく歩くと飯綱神社の道標がありました。
山頂に飯綱神社が祀られた高尾山は展望が広がるところ、長津田十景の高尾暮雪にも選ばれています。目の前には保土ヶ谷バイパスの町田立体、国道246号線との工事はかなり時間がかかりましたが、ひどい渋滞はかなり解消されているようです。
この頂には1等三角点があります。明治時代、三角測量の基線となる相模野基線の測量が行われました。相模野基線の南端と北端、高尾山の1等三角点と鳶尾山の1等三角点で三角測量が行われたと言います。
目の前には丹沢の稜線、その下には仏果山、経ヶ岳、華厳山へと続く頂が見えています。鳶尾山は華厳山の山裾、ビルの陰にその頂は隠れているようです。
高尾山からは帷子川の源流に向かいます。環境4号線を超え若葉台団地に沿ってしばらく歩きます。右手に続く枯れた側溝が帷子川、階段を下ると帷子川水源の案内版が建っていました。
ここからは小さな流れに沿って続く小川アミュニテイです。しばらく下ると若葉台南野交差点付近で流れは道路の下に消えてしましました。この付近は横浜に水を引くために造られた水道道が通るところです。何時か機会があれば歩いてみたいところです。
帰りは原分のバス停から三ツ境駅へ、10kmほどの軽いハイキングですが思いのほか見どころもあるところでした。