慈恵会病院登山口11:35~スキーリフト跡地11:55/12:00~馬ノ背分岐12:20/25~藻岩山12:55/13/20~371mコブ14:05~旭山記念公園バス停14:35~慈恵会病院登山口15:00
Gotoトラベルの途中に訪れた藻岩山は紅葉の真っ最中です。平日にもかかわらず好天に恵まれたハイキングコースは中高年のハイカーのほか小さなザックに軽登山靴の若者も目立ちます。気軽なハイキングコースと言うこともありペットボトル一つを抱えた散策の人も多いようです。
登山口は慈恵会病院です。ようやく見つけた道端の駐車スペースに車を停め山頂を目指すことにします。手軽な山と言うこともあり山頂方面からはすでにたくさんの人が下ってきました。
藻岩山原生林の案内板から雑木林の明るい登山道を登って行きます。気温は20度近く、久しぶりの山と言うこともありるのかなかなかペースも上がりません。額からは大粒の汗が落ちてきました。
しばらく登った広場、かつては旧日本軍の高射砲台と思っていましたが案内板では古いスキーリフトの跡と言うことです。
たどり着いた馬ノ背分岐で再び小休止です。一度緩やかになった登山道は山頂直下の岩交じりの道を登って行くようになります。
ジグザグを刻む坂道に息を切らせながら登り詰めると山頂に祀られた観音寺奥の院にたどり着きました。
広く開けた山頂には藻岩山ロープウェイの大きな展望台が建っています。目の前には200万都市札幌の市街地が広がっています。
振り返るとアンテナを頭に乗せた手稲山、それから続く稜線の上には、神威岳や砥石山の山頂、札幌岳や空沼岳を見付けることができます。10月を過ぎると北国はもう秋本番、その山肌は紅葉に染まっていました。
山頂直下には藻岩山ロープウェイの山頂駅、観光道路も山頂まで続いているためハイカーのほか観光客でも賑わうところです。ここも新型コロナウィルのの対策のためマスクの使用、消毒用アルコールの使用などが呼び掛けられていました。
山頂からは旭山記念公園方面に下ることにします。まだこの時間も山頂を目指すハイカーが登ってきます。ここもまたトレランの若者も多いようで軽いザックにペットボトル1本と言った若者も山頂を目指しています。
馬ノ背の分岐から372mのコブへ登り返し、小さなピークに立つと紅葉の先に藻岩山の山頂が見えています。山頂で出会った中年のパーティは地元の人、札幌近郊にはヒグマが出没しているが人を襲う個体はいないのであまり心配しなくても言いとか。でも中央区や北の沢でも目撃情報があるようです。山の中では出会いたくないものです。
小さなアップダウンを繰り返した尾根道は旭山記念公園の登山口です。さらに民家の中をたどると車を停めた観音寺にたどり着きました。
歩程は7km、約3時間の軽いハイキングでしたが北国の秋真っ盛りを楽しめた山行でした。