熊野速玉大社は熊野那智大社、熊野本宮大社と並ぶ熊野三山の一でユネスコの世界遺産に紀伊山地の霊場と参詣道の一部として登録されました。
もともとは神倉山に祀られていましたが、のちに熊野川河口近くの現在地に遷されました。そのため神倉山の古宮に対し、ここを新宮と呼ぶようになったと言います。
熊野川の長い橋を越えると熊野速玉大社です。小さな駐車場の片隅に車を停め、暗い石段を登って行くと朱塗りの神門がそびえる社殿にたどり着きます。平日にもかかわらず観光バスなどで訪れた参拝客がかなり多いのには驚かされます。
朱塗りの神門をくぐると境内には大きなしめ縄が張られた拝殿、その奥にはたくさんの社が祀られています。神社の半纏をまとった人が案内をしていました。