山伏~標高2013mの山は富士山の好展望台~ 


標高
山伏2013.14m(日本二百名山・山梨百名山)
山域
静岡
登山日
2013年5月17日(金)、晴れ、15℃
歩程
登り2:55、下り2:20、合計5:15
歩行距離
12.9km
標高差
400m
累積標高差
+840m、-840m
登山口
笹山駐車場スペースmapon
交通機関
 新東名道新静岡ICから46km
登山コース
笹山駐車スペース-奥笹山-山伏-笹山駐車スペース
コースmap
山伏

 

山行の記録

 コースタイム

笹山駐車スペース9:50-(林道勘行峰線 0h40m)-牛首峠10:30/45-(0h45m)-奥笹山11:30/35-(0h55m)-百畳平12:30/35-(0h35m)-山伏13:10/40-(0h20m)-山伏避難小屋14:00/05-(0h35m)-百畳峠14:25/30-(0h40m)-牛首峠15:10/25-(0h45m)-笹山駐車スペース16:10

 

 笹山駐車スペース~牛首峠~奥笹山~山伏

林道勘行峰線をしばらく走ると県民の森です。左手には南アルプスの稜線が白い雪を被っていました。さらにしばらく進んだ笹山の駐車スペースの先で林道は通行止めになっています。途中で出会った人の話では奥笹山を越え山伏まで3時間近くとか、仕方なくここから林道をたどり山伏を目指すことにしました。

笹山駐車スペースから林道歩き
牛首峠の先は道路が崩壊して

駐車スペースからは広い林道歩きが始まります。なだらかに下って行く林道はやがて牛首峠へ、ここからは林道を離れ雑木林の稜線を急登する登山道になります。右手が切れ落ちた痩せた稜線はざらざらと滑りやすく途中には固定ロープも張られていました。

たどり着いたシラカバに覆われた台地は奥笹山と呼ばれるところです。山頂には山頂標識と三角点に似た標石がありましたが地図上には三角点はないようです。

牛首峠から登山道へ
雑木林の尾根道を登って行きます
ジグザグを切りながらの急な登り
固定ロープも張っています
奥笹山の山頂
木立の間より富士山

ここからはなだらかな尾根歩きが始まります。芽吹きはまだ浅いものの木立の先の視界はあまり良くありません。それでも雲の上に頭を出した富士山がそびえていました。

小さなアップダウンを繰り返してたどり着いた広い草原は百畳平と呼ばれるところです。

芽ぶきも浅い稜線の道
小さなアップダウンを繰り返し

ここからはコメツガの林の中の登りが始まります。思いのほか急な登りに息が上がる頃、西日影沢から登ってくる道を合わせると程なく山伏の山頂にたどり着きます。

山頂は明るく開けた笹原の上で山伏の山頂標識と改測された新しい三角点が建っています。北西側は展望が開け光岳や聖岳、赤石岳など南アルプス南部の山々がまだその山頂に雪の帽子を被って連なっていました。

西日影沢からの道を合わせ
山伏の山頂

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
山伏から眺める南アルプス南部の山々(Windows liveで作成)
山伏から眺める南アルプスの山々
山伏避難小屋

振り返ると広く開けた笹原の先に大谷崩れから続く稜線がシルエットとなって続いています。その上に大きな富士山がそびえているはずでしたが巻き上がる雲の中にその姿を隠していました。

 山伏~山伏避難小屋~百畳峠~笹山駐車スペース

山頂で昼食を採ったのち車を停めた笹山の駐車スペースに戻ることにします。地図では林道と稜線上の登山道の中間にもう一本登山道があるように見えます。ひとまず避難小屋に立ち寄ったのち百畳平から百畳峠に下ることにします。しかしあると思った登山道は林道により廃道となったのか見付けることが出来ません。

百畳峠に下ります
たどり着いた百畳峠
林道を笹山へ戻ります
崩落地では側溝を残し道路が落ちて

百畳峠からは林道を下って行きます。道路が崩落して所は僅かに側溝だけが崩れずにどうにか通行することが出来ました。2年前の台風により崩落したもののようで工事標識には工期は25年6月までとなっていました。しかし完成にはまだまだ時間がかかるようです。このためもあってBlogなどにも2013年の山として山行記事が多くなかったのが頷けそうです。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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