貫ヶ岳~富士山の展望が広がる静岡の山~ 


標高
貫ヶ岳897.3m(平治ノ段で途中敗退)
山域
静岡
登山日
2013年2月12日(火)、うす曇り
歩程
登り1:25、下り1:10、合計2:35
歩行距離
5.1km
標高差
470m
累積標高差
+550m、-550m
登山口
石合林道終点mapon
交通機関
 東名富士ICから37km
登山コース
石合林道終点-樽峠-平治ノ段-十国展望台(往復)
コースmap
貫ヶ岳(平治の段)

 

山行の記録

 コースタイム

石合林道終点11:50-(0h45m)-樽峠12:35/12:40-(0h40m)-平治ノ段13:20/14:15-(0h40m)-林道分岐14:55-(0h30m)-石合林道終点15:25

 

 石合林道登山口~樽峠~平治ノ段・十国展望台

貫ヶ岳は静岡と山梨の県境に位置する頂で、富士川を挟んで大きな富士山を眺めることができることで知られています。6時過ぎ、山の会の仲間と一緒に自宅を出発しましたが首都高速で事故による渋滞。石合林道の登山口に付いた時は11時を過ぎていました。

石合林道は砕石場の工事なのか数台のダンプカーが行き来しています。近くでは林道の造成工事を行っているようで、シャベルカーやダンプカーが林道を塞いでいました。

石合林道の登山口
沢沿いの道を登り始めます
小さな流れを丸木橋で渡り
杉林の中を高度を上げます

林道の終点には広い駐車スペースがあります。ここからは沢沿いの道を登り始めます。小さな流れには丸木橋も架かっていました。

暗い杉林の中の登山道は徐々に高度を上げながら沢を離れて行きます。やがて木立の先に青空が見え隠れしてくると樽峠手前の林道です。造林作業か行われているようで遠くから重機の音が聞こえていました。

林道からひと登りすると樽峠です。古いお地蔵さんが佇む峠は高ドッキョと貫ヶ岳を結ぶ稜線です。数年前に高ドッキョを訪れた時は興津川方面から樽峠に登った記憶が残っています。

枯れた沢を渡り
樽峠の手前に林道
お地蔵さんが祀られる樽峠
笹が狩り払われた尾根道

樽峠からは道を左に、笹が狩り払われた稜線をしばらく進むと急な階段の登りが始まります。急な階段の登りが一段落すると再び急な階段の登り、段のように山肌が重なることが平治ノ段の語源なのでしょうか。

やがて勾配も緩やかになると平治ノ段です。暗い杉林の中には中沢公民館へと下る分岐があります。ここで道を左へ、たどり着いた小さなピークは十国展望台です。目の前は広く開け富士川を挟んで大きな富士山がそびえていました。

急な木の階段が続きます
十国展望台からは富士山
雲の間から富士山
山頂では餃子スープ

午後から崩れると言う天気予報にもかかわらず、雲の間から見える富士山は白い雪が日を浴び輝いているよです。目を右に向けると霞んだ駿河湾、さらにその右にはアンテナを頭に載せた浜石岳の頂も見えていました。

ベンチの脇で餃子スープの昼食です。あまり食材が多くなかったと思っていましたがザックは12.5kg、水などが多かったのか思いのほか重かった昼食です。

 平治ノ段~石合林道~自宅

ここから貫ヶ岳までは1時間ほど、やはりこれからでは山頂への往復は無理と言うものです。今日は平治ノ段から登山口に戻ることにしました。

平治ノ段からは階段の急坂を下って行きます。雨の日や雪などのときはかなり厳しそうな下りです。

途中から林道へ。ここでは重機が切りだした丸太の搬出を行っています。暗い杉林の中では専用の重機で伐採や切り出しを行っています。林業の世界も機械化が進んでいるようです。

林道では重機で丸太の搬出
登山口を目指し下って行きます

帰りは富士やきそばを食べて行くことにしました。ナビの案内でたどり着いたお店は商店街から少し入った前島と言うお店です。

叔母さんが一人大きな鉄板で焼きそばを焼いていました。ここの焼きそばは東京のもんじゃと同じように地元の駄菓子屋で商われていたものとか。しぐれ焼きは広島焼きに近い感じですが少し厚さは薄め、結構ラードを使っていますが一味違っていました。

事故の渋滞などで登山口に付くのが遅くなったこともあり、山頂は踏めませんでしたが曇りの予報にもかかわらず期待していた富士山に出会え、富士焼きそばも味わうことが出来た山行でした。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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