飯山観音前9:45~飯山白山森林公園駐車場10:00/15~飯山観音・長谷寺10:20/30~(女坂)~白山展望台11:10/35~白山神社~むじな坂峠12:15/50~物見峠13:00/05~204m峰13:10/15~巡礼峠14:05/20~七沢森林公園管理事務所14:45/50~七沢温泉入口15:00
季節外れの暖かい日に桜の花は満開を迎えようとしています。思い立つようにして飯山観音から七沢森林公園へのハイキング出かけることにしました。
飯山観音前のバス停から庫裡橋を渡ると桜祭りののぼり旗、遊歩道には赤い提灯が飾られています。お花見の人、小さな子供を連れた人など思いのほか多くの人が桜の花の散策路を登っていました。
参道わきの駐車場には桜祭りの屋台が軒を並べています。焼きそばやタコ焼、じゃがバターなど、まだ時間が早いようですが広場はお花見客で賑わっていました。
飯山観音の仁王門へと続く階段、開山千三百年と書かれたのぼり旗が立っています。山門の仁王像は令和になって改修されたものと言います。
さらに石段を登って行くと樹齢300年と言われる大きなイヌマキがあります。かながわの名木百選にも選ばれた木と言います。
最後の石段を登るとパンフレットなどでも紹介される石灯籠の先に、坂東三十三観音霊場6番札所の観音堂がありました。
納経所の脇には坂東三十三観音霊場の石仏が祀られています。白山へのハイキングコースもここから、沢に沿って登って行く女坂と時間的に短い男坂があります。
可愛らしいウサギに導かれ女坂へ、ハイキングコースは良く整備されています。小さな沢を越えると尾根へ階段の登りです。稜線が近づくと露岩の登りもありました。
飯山観音から白山と桜山を結ぶハイキングコースも歩かれているようで、幼稚園児なのか小さな子供連れのグループが山頂方面から下ってきます。ひと登りすると展望台がある城山の山頂にたどり着きました。
目の前は展望が開けるところ、この時期の霞んだ空の下では都心のビル群も靄の中に隠れていました。
展望台のベンチで一息を入れたのち白山神社へ、ここは白龍伝説が残るところです。今でも山麓の龍蔵神社には氏子さんたちが白山神社まで白竜を担いで登るというお祭りが残っていると言います。
雨乞いをするという白山池のほとりには小さな龍、池は今も僅かに水をたたえていました。
展望台からは巡礼峠・七沢温泉郷への道へ、樹林帯の急坂は鎖が整備された階段の道です。七沢森林公園方面から登ってくる人にとっては息を切らせながらのきつい急坂です。
登り返した頂はむじな坂峠です。真新しい標柱には周辺の6つの地名、「むつな」が「ムジナ」に変わったものと説明が刻まれていました。
ここからも急な階段の下りです。鎖は付いていますが躓くとかなり悲惨なことになりそうな急坂です。
登り返した頂は物見峠です。目の前は視界が開け、広がり始めた青空の下に都心の町並みが見えています。
振り返ると今たどってきた萌黄色の山肌に山桜の花灯りがポツン、ポツンと灯っているようでした。
右手にはゴルフ場や採石場、小さなアップダウンを刻みながら続く雑木林の道はやがて巡礼峠へと下って行きます。
ここは飯山観音と日向薬師を結ぶ巡礼道です。案内板によると「この峠を越えようとした巡礼の老人と娘が木陰に潜んでいた悪者に切り殺されたという悲しい歴史を伝えるところ」と紹介されていました。峠には2人を供養するお地蔵さん、馬頭観音など古い石像が祀られていました。
近くにはピンクのセイヨウシャクナゲが咲いています。山に咲くアズマシャクナゲなどに比べ開花時期は早いようですがまだ桜も始まったばかり、やはり気温が高かったことがあったのでしょう。
ここからは七沢森林公園の遊歩道をたどって行くことにします。桜の花に誘われたのか軽装で登ってくる若者も多いところでした。途中のシャクナゲの苑地はまだ固い蕾がピンクに色付いたばかり、開花にはまだ1週間ほどかかるのでしょう。
せせらぎ広場の満開のしだれ桜を眺めながら七沢温泉入口のバス停にたどり着きました。本厚木へのバスはたくさんのハイカーで超満員でした。