七重休憩所10:35-(0h35m)-七重峠休憩所11:10-(0h30m)-690m付近11:40/50-(0h50m)-星と緑の創造センター12:40/55-(0h25m)-七重峠13:20-(0h25m)-七重峠休憩所13:45-(都幾川トレッキングコース・0h35m)-七重休憩所14:20
先日登った笠山では堂平山から慈光院へと下る登山道が見付からず、何とな腑に落ちない感じが残っています。このため山の会の仲間を誘って登山道の確認に堂平山へ向かいました。
七重峠休憩所で登山道を確認したのち堂平山の山頂から登山道を確認しながら下ってくる予定でしたが、都幾川トレッキングコースは林道の舗装工事のため通行止めになっていました。このため七重休憩所脇の駐車スペースに車を停め、堂平山の山頂を目指すことにしました。
明るい斜面に建つ民家の裏手から杉林の中へ。微かに足跡が残っているようですが作業道なのでしょうか目印になるテープなども見付けることができません。
それでも杉林の中は下草も少なく、程なく地形図上で登山道が通っている稜線にたどり着きました。稜線には明瞭な踏み跡が残っています。これをたどると七重峠休憩所にたどり着きました。
たどり着いたところは林道から杉林へと下る道標のあるところです。都幾川トレッキングコースの道標の脇に微かに踏み跡が分かれているものの、これが登山道とは判断することは難しそうなところです。
七重峠休憩所から堂平山へと登って行く登山道もなかなか見付けることができません。林道の斜面からササ藪を分けながら稜線を登って行きます。尾根の上には踏み跡が残っていますが灌木などが踏み跡を覆い隠し判り難いところもあります。造林用の仕事道と思われる広い道も残っていました。
雪が残る斜面は徐々に傾斜を増してきます。アイゼンを付けるほどのことはないようですが登山靴を蹴り込みながら斜面を登らなければならないところもあす。やがて杉林の先が開けてくると山頂直下の野外施設は目の前です。
光が指しているためかシノダケが生い茂る藪を漕ぐと施設の一角にたどり着くことができました。
ネットで調べると、街の明かりなどの影響で観測が難しくなったことなどから2000年3月に堂平天文台が閉鎖、2005年4月に都幾川村が譲り受けた天文台と合わせ星と緑の創造センターを完成したと言います。都幾川トレッキングコースの設置時期は判りませんでしたがこれらの工事などで地形図上の登山道は利用されなくなったようです。6~7年もすれば利用する人が少ない登山道は下草に覆われると言うことなのでしょう。
ここからは七重峠に下ることにします。ハングライダーの出発場からは青空の下に秩父の山並みが広がっていました。
たどり着いた七重峠から道を右に、笠山・慈光寺コースと呼ばれる登山道はあまり人が入っていないようです。雪に覆われた道にはトレースも無く、藪が登山道を覆っているところもあります。
しばらく下ると登山道は小さな沢を渡り林道にたどり着きました。ここも判り難いところで入口を示すテープもありません。登ってくる時は道を探すのが難しいかもしれません。
長い林道歩きに飽き始めるころ七重峠休憩所にたどり着きました。ここからは都幾川トレッキングコースをたどり七重休憩所に戻りました。
一般道をしばらく走ると生越の梅園です。今年は春が遅いようで例年では3月20日までの梅まつりの期間を月までまでに延長しています。
園内に入ると梅は3分咲き、それでも紅梅は開花が早いようで、真っ赤に咲き誇る古木も彼方此方にありました。