乙女高原~レンゲツツジの咲く高原~ 


標高
大窪山 1,719m、富士見台(ヨモギ頭) 1725m
山域
中央線沿線
登山日
2018年6月17日(日) 晴れ
歩程
行動時間 2:45、歩行時間 2:00
歩行距離
4.5km
標高差
185m
累積標高差
+305m、-305m
登山口
焼山峠駐車場mapon
交通機関
 中央道勝沼ICから27km
登山コース
焼山峠~大窪山~乙女高原駐車場~富士見台(ヨモギ頭)~乙女高原ロッジ~焼山峠
コースmap
乙女高原

 

山行の記録

 コースタイム

焼山峠10:50~大窪山11:25/30~乙女高原駐車場11:55/12:00~富士見台12:20/55~乙女高原ロッジ13:05~焼山峠13:35

 

 焼山峠~大窪山~乙女高原駐車場~富士見台(ヨモギ頭)

焼山峠近くの乙女高原は初夏にはレンゲツツジの咲くところとして知られています。かつてはスキー場であったようですが、アクセスが厳しかったこともあり2003年3月には閉鎖、現在は四季の花が咲く高茎草原としてボランティアによる草刈りなどの整備が行われているところと言います。

たどり着いた焼山峠の駐車場には数台の車が、その多くは小楢山へのハイキングに向かうようです。乙女高原へはクリスタルラインの舗装道路を2kmほど登ったところにあります。高原の散策だけが目的であれば車でも行くことが出来るようです。

舗装道路をしばらく進むと大窪山への入り口です。目立たないふみ跡をたどり落葉松林の中を登て行きます。しばらく登ると道は左に折れ急な登りが始まります。この付近はシャクナゲの咲く所と言うことですがあまり多くないのか葉さえも見つかりませんでした。

焼山峠の駐車場
乙女高原へ向かう舗装道路
大窪山への入口
落葉松の林を登って行きます

山頂は落葉松林に覆われ展望はありません。山頂からは緩やかな道が乙女高原へと続いています。緑色を深くし始めた落葉松の梢の先に五丈岩を頭に乗せた金峰山の稜線が見え隠れしていました。

登山道は小さなコブを越えると程なく乙女高原の駐車場にたどり着きました。

左に折れると大窪山への急坂
大窪山の山頂
雑木林の下り坂
途中に道標があります

広い駐車場には観光に訪れた車が数台、目の前は真っ赤なレンゲツツジの咲くお花畑になっています。ここもシカの食害に悩まされているようで鹿避けのフェンスが張り巡らされていました。

小さく登るとベンチ
乙女高原駐車場の案内板
乙女高原に咲く花の花暦
散策路の入り口

今この草原に咲き競うのはレンゲツツジのほかアヤメやミヤマキンポウゲなど、花暦の案内板にはアマドコロ、ギボウシも咲いているとか、7月になるとコオニユリやヤマオダマキなども咲くようですがまだ蕾さえも見つけることが出来ませんでした。

レンゲツツジが咲く散策路
乙女高原ロッジの上に北奥千丈岳
草原のコースを登って行きます
レンゲツツジの咲く散策路

かつてのゲレンデの中を登って行く散策路は草原コースをたどりヨモギ頭へと登って行きます。振り返ると赤い屋根をした高原ロッジの上に雲に山頂を隠した北奥千丈岳の稜線が横たわっていました。

 富士見台(ヨモギ頭)~乙女高原ロッジ~焼山峠

鹿避け柵の先は富士見台、関東冨士見百景にも選ばれ御坂山塊の上に大きな富士山を眺めることが出来るところです。2000m付近に棚引く雲は梅雨前線の先端でしょうか、今富士山に登ると梅雨空の上に真っ青な青空が広がっているのでしょう。

富士見台から眺める御坂山塊の山々(Onmousで山名表示)
富士見台の案内板
森のコースを下って

富士見台からは森コースを下り高原ロッジへ、ここから舗装道路沿いの湿原をたどり焼山峠に戻ることにします。湿原には真っ赤なクリンソウが咲いていました。

満開を過ぎたレンゲツツジ
クリスタルラインの舗装道路に出ました
焼山への入り口
たどり着いた焼山峠

湿原をたどる道は途中から塩平へと続いているようです。また焼山の頂へと続ているふみ跡もあるようでした。

 

 乙女高原に咲く花

乙女高原はこの時期、レンゲツツジの咲く所として知られています。かつてはゲレンデであったなだらかな高茎草原は四季折々の花が咲くお花畑としてボランティアによる整備が行われていると言います。

ヨモギ頭の山麓には草原のコース、森のコース、ツツジのコースなどの遊歩道が整備されていました。満開の時期を既に過ぎようとしていましたがレンゲツツジが草原を朱色に染め上げていました。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
TAG:乾徳山・西沢渓谷
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