天狗岩登山口10:35-(0h30m)-避難小屋11:05/10-(0h40m)-天狗岩11:50/12:05-(0h25m)-シラケ山12:30/35-(0h10m)-1205m付近12:45/13:25 昼食-(0h10m)-おこもり岩13:35-(0h40m)-天狗岩駐車場14:15
寒冷前線が南下するため午後からは雷雨が予想されると言う天気予報を気にしながら登山口をスタートしました。
暗い樹林帯の中をひと登りすると登山道は沢沿いの雑木林の道を登るようになります。
両側にそびえ立つ岩壁にはアカヤシオの花がちらほら見えているものの、先週末に積もったと言う雪で多くの花芽は落ちてしまったようです。
しばらく登ると避難小屋です。右手に分かれる道はニリンソウの群生地を越え山頂へと続く道、我々は左手の道を登って行くことにします。急になり始めた沢道はしばらく登るとおこもり岩への道を右に分け落葉松林の中を登って行くようになります。
烏帽子岩へと向かう道を左に分け、ジグザグを切りながら稜線へと登って行くと天狗岩の山頂にたどり着きました。白く濁っているものの目の前には昨年登った三ッ岩岳、その先にひときわ目立つ先頭は立岩です。さらにその右手に連なる稜線は京塚山から続く荒船山でしょう。
天狗岩の展望台へ向かおうと思い山頂の南側の細い稜線を戻ってみましたが両側が切れ落ちた岩峰はその先が行き止まりのようです。あとで判ったことですが展望台は山頂の北側を小さく下ったところでした。
鞍部に下ったのち唐松の尾根道を登って行きます。烏帽子岳(横道コース)への道を左に分けジグザグを切りながら急坂を登って行くと狭い岩峰の上にたどり付きます。山頂標識などもない頂ですが1274mの標高点を持つシラケ山です。
左手が切れ落ちた狭い岩場の先に立つと目の前に天狗岩、その左には手摺を巡らせた展望台が見えていました。
シラケ山という何とも気になる山名、ネットの中を探してみてもその語源を見付けることは出来ません。シラケはしらけるに繋がるのかもしれませんが素晴らしい山頂からの展望の山としてはもう少しヨサゲな名前をもらっても良さそうな頂でしょう。
気にしていた天気もまだ持ちそうで青空も顔をのぞかせています。天狗岩とシラケ山の鞍部に戻り昼食してから登山口に戻ることにしました。
良く整備された登山道にはニリンソウやハシリドコロ、ヤマエンゴサクなどの春の花が咲いています。黄色い花を付けるネコノメソウはコガネネコノメ、この時期はミヤマカタバミも白い花を付けていました。
Gpslogの一部は電波状態が良くないようでノイズが入っています。