今年も越後湯沢の山菜狩りに行くことになりました。宿泊は昨年と同じ越後湯沢のウッディハウスHOSTA、昨年は飯士山周辺で山菜狩りをしましたが今年は近くの方丈山周辺での山菜狩りです。
関東周辺は澄んだ青空に覆われていますが、関越トンネルを越えるころからは細かい雨がフロントガラスを濡らします。湯沢方面の天気予報では10日、11日も雨模様のようです。
5月11日(金)
越後中里スキー場10:20/12:30(山菜狩り)、大源太川14:20/15:10(山菜狩り)、奥添地スキー場15:40/16:30(山菜狩り)、ウッディハウスホスタ16:50(宿泊)
5月12日(土)
湯沢高原スキー場8:00/10:45(山菜狩り)
予定では方丈山に登ろうと言うことでしたがそぼ降る雨の中、まずは近くの越後中里スキー場の斜面で山菜を狩ることにしました。
ゲレンデの急な斜面にはトリアシショウマやミツバアケビの芽などを見付けることができます。ゲレンデ脇のササ藪の中にはネマガリダケが出ていると言いますがまだ時期が早いのかあまり見付けることはできません。
斜面の上部から急な藪の中を下って行きます。少し葉が大きくなったようですがコシアブラの芽も見付けることができました。今このゲレンデはカタクリの花で満開です。雨の中ではうつむいた花は花弁を開いてはくれませんが、薄紫色のじゅうたんを敷き詰めるように斜面を染め上げていました。
思い思いに山菜をビニール袋に詰め込んだ後、ひとまずウッディハウスホスタに戻り昼食にしました。
ホスタのご主人の話では勝手にゲレンデで山菜を狩るのはやはり顰蹙とか、地元の車などでは特に問題はないようですが、一般の人が勝手に山菜狩すると注意されることもあるようです。ゲレンデにも勝手に山菜を狩るのは禁止との立て札が立っていました。
午後はフキノトウを狩りに大源太川近くの林道に。廃道となった道端にたくさんのフキノトウが出ています。しかし少し時期が遅れたようで花が開ききったものが多いようです。ホスタのご主人の話では天婦羅などでは若いフキノトウのほうが喜ばれるものの、フキノトウの煮付けや茎だけを使ったフキノトウのきんぴらもお勧めと言います。
この道は大源太山への登山口へと続いているようです。まだ雪も融けてあまり時間もたっていないようで、斜面から転がり落ちた岩屑があちらこちらに転がっていました。
まだフキノトウを狩りたいと言うリクエストで奥添地のスキー場に向かいました。ここは舞子後楽園のサブコースとなっているところで、子供たちと一緒に滑ってことのあるゲレンデです。雪が融けたばかりの斜面にはまだ蕾も膨らんでいないフキノトウが芽を出していました。
たくさんの山菜を抱えてHOSTAに戻ります。食事までの時間を利用して近くの日帰り温泉で汗を流すことにしました。
HOSTAの夕食は山菜料理です。採れたてのウドやコシアブラ、フキノトウ、コゴミの天婦羅はやはり美味でした。
12日もシトシト降る小雨の一日です。この日は湯沢高原スキー場のゲレンデに山菜狩りに行きました。
湯沢高原スキー場の駐車場に車を停め布場と呼ばれるゲレンデへ。この時期、シダの若葉に覆われたゲレンデにはアサツキが芽を出しています。しばらくアサツキを狩った後、ウドなどを探しながらゲレンデの連絡道路を登って行きます。崩れかけた斜面をにはトリアシショウマなどに交じってウドが芽を出していました。
山頂直下の斜面でフキノトウを採ったのちHOSTAに戻ります。昼食はHOSTAで。妻あり蕎麦というお蕎麦と山菜の天婦羅です。乾?ですが結構美味しい蕎麦です。ウドやコゴミなど山菜の天婦羅もお蕎麦には良く合います。
帰りはたくさんの山菜を車に乗せ自宅を目指します。高速道路に入る前に近くのスーパーのぐちで買い物をしていくことにしました。このスーパーは地元の野菜などを売る大きなスーパーです。
我々の目当ては昼食で賞味した妻あり蕎麦、それとへぎ蕎麦です。また近くで作られているようですが濃い味のヨーグルトも買って行くことにし
湯沢周辺は春の花が咲き始める時期を迎えています。作業道の斜面には雨の滴を一杯に受けたイカリソウ、スミレサイシンやナガハシスミレも見付けることができます。関東に咲くナガバノスミレサイシンとは葉の形が違うようです。