一本松登山口9:50-(0h35m)-櫃ノ口10:25/35-(0h30m)-赤岩通り登山口11:05-(0h20m)-密岩通り登山口11:25/35-(1h15m)-岩櫃山山頂12:50/55-(0h05m)-9合目13:00/55 昼食-(0h45m)-岩櫃城本丸跡14:40-(0h20m)-一本松登山口15:00
山の会で予定していた岩櫃山は3月の東日本大震災で中止になりました。今回はこのリベンジと言うことで2台の車に分乗し群馬原町の街を目指しました。
一本松の駐車場から沢通りを通り櫃ノ口を目指します。暗い登山道には山グリがたくさん落ちていました。荒れた沢の中をたどる登山道はひと登りで櫃ノ口にたどり着きました。
ここから山頂までは尾根通りで20分ほどですが、我々は密岩通りから山頂を目指すため郷原の集落へと下って行きます。
雑木林の中をしばらく下ると赤岩通りの分岐です。昨年訪れた時は赤岩通りが通行止めになっていたため十二様通りを迂回しましたが、今は赤岩通りを下ることが出来るようです。
大きな岩の基部から鎖が張られた急な下り坂、階段なども続く急な坂道が続いています。急な斜面は先日の台風の影響か倒木などもありかなり荒れていました。
ようやくたどり着いた赤岩通りの登山口は明るく開けた草原の中、赤い彼岸花が咲いています。ここの石積みは潜龍院(古谷御殿)跡、織田信長の甲斐進攻の時、真田昌幸が武田勝頼を迎え再起を図ろうとして建てた御殿跡と言います。
赤く色付いた柿の木が秋の訪れを語る集落をたどると密岩通りの登山口にたどり着きました。右手にはこれから登る岩櫃山の切り立った岩壁が真っ青な秋空にそびえています。
登山口からは雑木林の中の急坂が始まります。小さな鎖場や階段などを頼りに急坂を登って行くと鞍部にたどり着きます。ここで道を右に、岩混じりの急坂をひと登りするとこのコースのハイライト、天狗のかけ橋にたどり着きました。
幅は50cmほど、左右が切れ落ちたまさに岩のかけ橋と言ったところです。かけ橋からは10mほどの鎖場や岩の割れ目をくぐりぬける胎内くぐり、右手が切れ落ちた絶壁の縁を通るところもあります。変化に富んでいると言うよりはなかなかスリルのあるコースです。
山頂の下を巻いた登山道は山頂直下の鎖場へ。20mほどの岩峰の山頂へは長い鎖をよじ登ることになります。適当に足場も確保でき思いのほか簡単に山頂に立つことが出来ました。
小さな岩峰の山頂からは上州の山々を見渡すことが出来ます。目の前には榛名の山々、吾妻川の流れの先には十二ヶ岳も見付けることが出来ます。しかし山の背丈が足りないのか、草津側はなだらかな頂が続いているだけで展望は今一つです。
狭い山頂では昼食の場所も確保できません。九合目の岩場に下って昼食にしました。今日は秋の軽いハイキングと言うこともあり山形の郷土料理イモ煮を。やはり河原で大きな鍋で作る味とは少し違うのかも知れませんが山では美味ということでしょう。
山頂からは暗い沢に向かって急坂を下って行きます。大きな岩の割れ目を通り抜けてたどり着いたところが櫃ノ口。ここからは尾根通りをたどり岩櫃城の本丸跡へ向かいます。途中には小さな岩場もありました。
たどり着いた杉林の中には岩櫃城本丸跡の標柱が建っていました。ここは居館跡と言われるところ、周辺には二ノ丸跡、楯掘りなどの遺構も残っていました。
岩櫃城跡からは整備された階段を中城跡へ。道を左に分けると程なく車を停めた一本松の駐車場です。