渋沢丘陵~震生湖の紅葉はまだ早い~ 
秦野駅9:39~震生湖10:30/50~向山配水池12:04~栃窪休憩所12:34~八国見山登り口13:02~渋沢駅13:38
丹沢の山々を一望できる渋沢丘陵は秋から冬にかけての軽いハイキングの山として人気の山です。歩き始めは渋沢駅、駅前から住宅地の中をしばらく進むと今水親水公園です。南はだの村七福神と鶴亀めぐりのお寺、大岳院の湧水池です。まだ紅葉には少し早いようですが桜と紅葉の名所と言います。
さらに住宅地の中を進むと白笹稲荷です。ここもまた七福神のお寺で、初詣にはたくさんの参拝客で賑わうところです。
白笹稲荷入口の交差点から緩やかに坂道を登って行きます。振り返ると山頂を雲に隠した大山、それから続く丹沢のパノラマが目の前に広がっていました。
震生湖は関東大震災の土砂崩壊で作られた堰止湖です。まだ紅葉には早いようですが静かな湖面には緑の山肌が影を映していました。湖畔には糸を垂れる釣り人が数人、湖畔をめぐるハイカーも目に付きます。
湖畔にあるベンチに腰を下ろし少し早いお昼ご飯です。今日はフットチーネのクリームソース味です。
フィットチーネ(2人分)
フィットチーネはリボン状のパスタです。今回はクリーム味にしました。
● フィットチーネ100g、ウィンナー6本、玉ねぎ、にんじん、ぶなしめじ、オクラ各適量、ニンニク1かけ
● 調味料:クリームシチュー(顆粒)、塩、コショウ
ハイキング用のフライパンとシェルカップを持っていきました。フィットチーネをフライパンで茹でるのは難しかったのでシェルカップで茹でましたが、蓋も持っていけば良かったでした。
湖畔に架かっていた橋は今回も工事中、散策路を一周することはできません。近くにある福寿弁財天は南はだの村七福神と鶴亀めぐりの神社、真っ赤に塗られた拝殿の前には散策コースの手作りのMapが貼られて言いました。
震生湖の入り口から渋沢ハイキングコースへ、付近は耕作地となっているようで冬大根や自然薯、青パパイヤが植えられています。青パパイヤは秦野の新たな産品として期待されているようです。暖かいと言っても南国ではありません。赤く色付くことはなく青いまま出荷されるようでした。
ヤマユリ苑地から暗いヒノキ木林の中を下って行くと展望が開けた耕作地、この近くを渋沢丘陵と言うようです。さらにしばらく歩くと栃窪の休憩所です。
休憩所からは頭高山への近道と書かれた道標に従い分岐を左に、栃窪神社近くの湿った坂道は山ヒルが多いとこととか、急に寒くなったこともあり幸い山ヒルに遭うことはありませんでした。
八国見山の登り口を越え緩やかに下ると頭高山への分岐、さらに下ると視界が開け渋沢の町並みの先に丹沢の山々が見えていました。
急な坂道を下ると民家は目の前、私製の道標には「矢倉往還・平安鎌倉期の幹道」と書かれていました。矢倉沢往還は江戸赤坂御門と沼津を結ぶ街道、糟屋までは大山道の参拝道として利用されていました。
しばらく住宅地の中を歩くと渋沢駅はあとわずか、民家の軒先にアケビが大きな実を付けていました。丁度やってきた奥さんが持って行っても良いとか、お言葉に甘え2つ持ち帰りました。後日みそ味の炒め物と天ぷらで食べましたが結構おいしかったです。綿の部分もスイーツ感覚で食べられると言っていました。