北つぶらの公園駐車場8:45~大野山の肩東屋10:35/11:20~大野山11:40/50~深沢三叉路12:45~東屋13:10/15~北つぶらの公園駐車場13:40
今年最初の山行は大野山です。明るいカヤトの原に包まれた大野山は富士山や大山の展望にも恵まれ、軽いハイキングの山として人気の山です。
御殿場線の山北駅や谷我駅から頂を目指すコースが良く利用されているようですが、今回は都夫良野トンネルの上にある北つぶらの公園から山頂を目指すことにしました。気温はかなり低くなっているようで狭い山道を登って行く道路には薄い霜が張り付いました。
たどり着いた北つぶらの公園に広い駐車場には思いのほか多くの車が止まっています。我々と同じように大野山を目指すハイカーのほか、お正月の休みを公園で過ごそうとする家族連れもいるようです。
登山口は公園の駐車場からわずかに下ったダートな駐車場の脇です。冬枯れの雑木林の中、ミズナラなどの落ち葉を踏みながらなだらかな登りが始まります。やがて谷峨から登ってくるハイキングコース、思いのほか多くのハイカーが山頂を目指しているようです。
ひと登りすると深沢と谷峨の湯触を結ぶ舗装道路です。東屋にはジャムや梅干しなどを売る無人売店がありました。箱の上には代金が5000円合わないとか、無人の売店もまたなかなか大変なのかもしれません。
ここからは灌木の林の中をジグザグに登って行く道、しばらく登ると視界が開け心地よいカヤトの腹の中を登るようになります。子供連れや若いハイカーなどに追い越されながらジグザグを繰り返していきます。カヤトの原の先には第2東名の橋梁工事、数日前のNHKの解体キングダムで放送されてた工事現場が見えていました。
しばらく登ると標高634m、スカイツリーと同じ高さというベンチです。ここからわずかに登ると東屋にたどり着きました。
暖かな日差しに包まれたベンチは休憩にちょうどいいところ、少し時間は早いようですが担いできたパスタの昼食です。シーチキンの缶詰とキャベツ、ニンニクとコンソメ味のパスタは食材も軽く山のお昼には手ごろといったところです。
昼食ののち、明るいカヤトの原を僅かに登ると大野山の山頂です。木彫りのウサギなどが出迎える山頂には山頂標識、芝生の広場には古い石祠が祀られています。南側は湘南の海岸線、越前岳付近には陽が射しているものの富士山は灰色の雲の中です。
たくさんのハイカーがベンチなどに腰を下ろしカップラーメンなど昼食の最中です。陽が陰った山頂は思いのほか冷えているようで手袋をしないと手が冷たくなってきそうでした。
帰りは山麓の深沢三叉路を廻って駐車場に戻ることにします。山頂直下に登山道が見え隠れしていましたがYAMAPで確認するとススキに覆われ歩けないとか、このような時に登山道の情報が判ると便利なものです。
山頂直下の駐車場から道を右に、真っ赤に色付いたマユミを眺めながら舗装道路のジグザグを繰り返すと大野山かどやファームです。牛乳でも飲めるかと期待していましたが店内の自販機で牛カルビーが売られているだけ、冷たい牛乳も売り切れでした。
たどり着いた深沢三叉路から舗装道路の登り返しです。1kmほどの登り返しでしたが結構疲れる坂道です。
東屋からは雑木林の道を下り北つぶらの公園へ、駐車場にはまだたくさんの車が止まっていました。