三頭山~三頭沢からブナの尾根道を登る~ 


標高
三頭山1531m
山域
奥多摩
登山日
2024年9月21日(土)、曇り時々晴れ、31℃
歩程
行動時間 5:20、歩行時間 3:50
歩行距離
5.8km
標高差
520m
累積標高差
+680m、-680m
登山口
檜原都民の森mapon
交通機関
 檜原都民の森
登山コース
檜原都民の森~三頭大滝~ムシカリ峠~三頭山~鞘口峠~檜原都民の森
コースmap
三頭山(GoogleEarthで作成)

 

 コースタイム


檜原都民の森10:10~三頭大滝10:40/50~テラス11:10/20~ムシカリ峠下11:50/12:00~三頭山西峰12:45/13:25~1285m付近14:30/40~森林館15:15/20~檜原都民の森15:30

 

 檜原都民の森~三頭大滝~ムシカリ峠~三頭山~鞘口峠~檜原都民の森


9月も中旬を過ぎていますがまだまだ暑い日が続いています。19日には東京の最も遅い猛暑日の記録を更新したとのニュースが流れていましたが地球温暖化の影響はますます深刻になってくるようです。

台風や秋雨前線の影響で不安定な天気が続く中、今日は曇り空ながら関東周辺の天気は何とか期待できそう言うことで甘利山を目指すことにしました。しかし高速道路を進むと中央道は相模湖から90分という渋滞、連休の初日ということで行楽に向かう車も多いようです。

仕方なく目的地を変更、久しぶりに三頭山に向かうことにしました。たどり着いた檜原都民の森の駐車場はすでに満車、何とか車を停め山頂を目指すことにします。

森林館へと登って行く舗装道路には秋に花が咲き始めています。カメバヒキオコシやツリフネソウ、ヤマトリカブト、クサコアカソなどが咲いていました。

都民の森の登山口
舗装道路から階段の道
三頭ノ大滝のベンチ
三頭沢沿いの登山道が始まります

途中から階段の道を登りチップが敷き詰められた遊歩道を三頭大滝へ、ここまでは滝を目指してスニーカーの観光客も登ってくるようです。

ここからは三頭沢に沿った登りが始まります。苔むした岩を踏みながら三頭沢の渡渉を繰り返すとテラスのある休憩所にたどり着きます。右手に分かれる道は野鳥観察小屋などへと続いているようですが歩く人は少ないようです。

たくさんハイカーがムシカリ峠を目指しています。60リットルほどの大きなザックを担いだ中年のハイカーは三頭山の避難小屋で一泊するとか、この山域には三頭山の避難小屋のほか御前山にも整備された避難小屋があります。三頭山避難小屋近くには水場がないようでザックの上に大きな水袋を担いでいました。

三頭沢の渡渉
踏み石を頼りに渡渉を繰り返し
テラスがある休憩所
沢沿いの道を登って

休憩所からしばらく沢沿いの道を登って行くと登山道は右手の尾根に向かって登って行くようになります。やがて三頭沢の源流を巻くように登って行くとムシカリ峠にたどり着きました。

ここからは雑木林の尾根を登る木の階段の道、疲れ始めた足には少し辛い登りでした。

沢を離れ登って行きます
ムシカリ峠
木の階段の登り
山頂へと続く急な登り

御堂峠への巻き道を右に分けると程なく三頭山西峰の山頂です。ベンチのある山頂からは雲取山や芋木ノドッケなどの稜線、富士山は山頂を雲に隠しその前には三ツ峠や御正体山が見えていました。

山頂にはトレランの若者が登ってきます。10月には長谷川恒夫cupの山岳マラソンが行われるようでそのトレーニングでしょう。72kmというロングコースは武蔵五日市を起点として笹尾根を登り三頭山へ、ここから御前山、大岳山、御岳神社、日の出山などお馴染みのハイキングコースをたどり武蔵五日市に下ると言います。何れ人並み外れた体力が必要なコースでしょう。

三頭山山頂の山頂標識
木立の先に雲取山と芋木ノドッケ
富士山は山頂を雲に隠して
鶴峠から登ってくるハイカーもいました

下山は鞘口峠をたどり檜原都民の森に下りました。見晴らし小屋の巻き道や鞘口峠へのジグザグを繰り返す道には登山道推奨コースの看板があります。斜面の崩壊など登山道が付け直されていたようです。

鞘口峠へと下って行きます
展望台への道は左の巻き道を
ヒノキ林の道をジグザグに下り
たどり着いた鞘口峠

たどり着いた駐車場にはまだ車がたくさん残っています。五日市駅行きのバスにも長いハイカーの列が続いていました。

木材工芸センター
たどり着いた檜原都民の森

まだ紅葉の時期には少し早いようですが、奥多摩の秋の季節はそろそろ始まったような一日でした。

 

 三頭山に咲く花


まだまだ酷暑が続いていますが三頭山の森林館周辺には秋の花が咲き始めています。

リンドウなど秋の花はまだ先のこと、山頂の周辺ではしばらくするとブナなどの紅葉も始まるのでしょう。

 

 コース GPSmap


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