大倉バス停8:40-観音茶屋9:15/25-見晴らし茶屋10:02/20-駒止茶屋11:00/10-堀山の家11:50/12:20-見晴らし茶屋13:20/35-大倉駐車場14:25
神奈川労山が主催する丹沢クリーンハイクは今年で39回、昨日は水質検査と前夜祭、今日は大倉尾根、ヤビツ峠などで登山道整備と清掃が行われます。神奈川県の山の会のほか一般からの参加も合わせると300名弱が参加すると言います。
バス停脇の広場でクリーンハイクの開会式を行ったのち大倉尾根へ。天気に恵まれた休日とあってたくさんの家族連れや若者のグループなど塔ノ岳を目指すハイカーも多いようです。何時も通りの舗装道路歩きが始まりますが気温が上がっているようですぐに額には汗がにじみ始めてきます。
毎年、クリーンハイクが行われていることもあり登山道にはあまりゴミが落ちていません。それでも土の中や登山道から外れた斜面には空き缶やビンなどが落ちていました。樹林帯の山道をひと登りすると観音茶屋です。何時もは店を閉じていますがハイカーの数が多いのか店先には飲み物なども売っています。
登山道をひと登りすると大倉山の家への分岐です。ここは道を左に、樹林帯の中を登って行く道は大倉山の家へと登って行きます。ここは丹沢の山でただ一つのテン場です。黄色いテントが2張、一つは小学生くらいの男の子とお父さんの2人連れ、子供にとっていい思い出の登山になるのでしょう。
雑事場からわずかに登ると見晴らし茶屋です。この山小屋のトイレも改修されたようで、小屋の前には浄化槽を兼ねた大きなベンチがあります。目の前は展望が広がるところですが白く濁った空の下では目の前に長い大山南尾根、その先には秦野の街並みが霞んでいました。
見晴らし茶屋からは緑の雑木林の登りが始まります。緩やかに登って行く道に汗を流すとやがて駒止茶屋にたどり着きました。
ここからは心地良い尾根道が堀山の家まで続いています。道端にはムラサキサギゴケやウマノアシガタ、大きな葉はマルバタケブキ、その中に黄色いキンランの花も見付けることができます。
堀山の家の前のベンチで昼食です。何時も閉まっている店先にはコーヒーや甘酒などが売られています。大倉尾根のクリーンハイクは花立や塔ノ岳、丹沢まで登って行くコースもあるようですが我々は堀山の家から下ることにしました。
山頂からは小さなザックを背負ったトレランの若者などが下ってきます。ボッカの訓練をしているのか背負子に砂利を積んだ若者が汗を流しながら登っていました。
途中、見晴らし茶屋で一休みしたのち大倉バス停に下って行きます。たどり着いた駐車場でゴミを集めたのち解散になりました。