戸塚駅9:50~海蔵寺~冨塚八幡宮~第六天神社~セブンイレブン戸塚原宿3丁目店10:50/55~原宿一里塚~原宿~諏訪神社~鉄砲宿~遊行寺~藤沢橋12:00~真源寺~四谷交差点13:00/05~上正寺~廣德寺~海前寺~八王子神社14:15/20~茅ヶ崎一里塚~茅ヶ崎駅前14:50
東海道の街道歩き、今回は戸塚駅から歩き始めます。
戸塚駅北口からの旧東海道はかつての戸塚宿の中心、街道沿いには澤辺本陣跡の碑がありました。
近くには戸塚の地名にもなった冨塚八幡宮があります。戸塚の歴史ハイクでしょか10人ほどのパーティが数組、境内でガイドの人の説明を聞いていました。
第六天神社は第六天魔王を祀る神社として創建されたものです。明治の神仏分離令により面足命(おもだるのみこと)・惶根命(あやかしこねのみこと)を祀る神社になったと言います。最近改築された比較的新しい社の神社です。国道1号線戸塚警察署付近の渋滞を解消するため立体交差工事が計画されています。この付近で工事が行われるのでしょう。
国道1号線の吹上周辺もまた道路工事の真っ最中です。環状南線の戸塚インターが1号線に繋がるところですがトンネル工事の遅れなどにより完成は遅くなるようです。
原宿は深谷へと続く道が分かれるところ、立体交差にはなっていますが何時も渋滞で混雑しているところです。
鉄砲宿を超え遊行寺坂を下ると藤沢です。藤沢橋を右に折れるとかつての藤沢宿の町並みが広がります。舗装道路のマンホールのデザインはフジです。藤沢の地名は藤の多い水辺の地、渕や沢の多い土地という説があると言います。
問屋場跡、白旗交差点などを過ぎると真源寺、ここは小田急江ノ島線の跨線橋があるところです。
メルシャンワイン藤沢工場の近くにはおしゃれ地蔵があります。女性の願いをかなえるというお地蔵さんで「満願のあかつきには白粉を塗ってお礼をする」と伝えられています。でもお地蔵さんではなく道祖神のようでした。
城南交差点への道を右に分けしばらく歩くと四谷交差点です。この周辺は藤沢市辻堂、明るい松並木の道が続くところです。
やがて松並木に茅ヶ崎市の道標が建っています。マンホールの蓋も茅ヶ崎のシンボルえぼし岩のデザインに代わります。
明るい国道沿いには上正寺や廣徳寺、海前寺など地元の檀家寺がありました。
茅ヶ崎駅の近くには八王子神社があります。境内に八坂神社や天満宮、稲荷神社、護国神社などの摂社が祀られた大きな神社です。
現地の由緒書きによると「郷民が社領地に墳墓を築き八王子権現を祀ったもの・・・、神社を中心とする一帯を本村と称するのは茅ヶ崎発祥の本源を立証するもの」と書かれていました。
地元の崇拝を集めている神社で、摂社の社殿も小さな祠ではなく立派なものでした。
帰りは茅ヶ崎駅から、たくさんの人で賑わう駅前では何処かの学校の吹奏楽部のミニコンサートが開かれていました。
東海道の街歩きは4回目、明るい湘南の街並みをたどる街道歩きでした。藤沢は古い街並みが今に伝えられているところ、辻堂や茅ヶ崎は明るい湘南の町並みの中、街道沿いの寺社は檀家寺などとなりながら長い歴史を今に伝えているようでした。