大菩薩嶺から石丸峠~気軽に登れる2000mの頂~ 


標高
大菩薩嶺 2056.9m、熊沢山 1987m
山域
中央線沿線
登山日
2018年8月20日(月)、曇り一時小雨
歩程
行動時間 6:00、歩行時間 4:50
歩行距離
7.7km
標高差
455m
累積標高差
+625m、-625m
登山口
中央道勝沼ICから26kmmapon
交通機関
 上日川峠駐車場
登山コース
ロッジ長兵衛~福ちゃん荘~雷岩~大菩薩嶺~雷岩~大菩薩峠~石丸峠~小屋平~ロッジ長兵衛
コースmap
大菩薩嶺

 

山行の記録

 コースタイム

ロッジ長兵衛9:50~福ちゃん荘10:20/25~雷岩11:35~大菩薩嶺11:45~雷岩12:00/25~大菩薩峠13:05/10~石丸峠13:45/14:05~小屋平15:05/15~ロッジ長兵衛15:50

 

 ロッジ長兵衛~雷岩~大菩薩嶺~雷岩

月末には山の会の夏合宿が控えていますが相変わらず天気は安定しません。夏山のトレーニングと思い比較的涼しい大菩薩嶺を歩くことにしました。

たどり着いた上日川峠の駐車場には思いのほか多くの車が停まっていました。

ロッジ長兵衛脇に案内板
登山口からは明るい雑木林の道

登山口はロッジ長兵衛の脇から始まります。明るい雑木林の中を登って行く登山道はやがて福ちゃん荘の前にたどり着きました。ここは皇太子殿下が休憩したところとか、大菩薩周辺にあるキャンプ場の一つで、ここに泊まったのち大菩薩に登ったり小菅や丹波へと足を延ばしたりする人もいるようです。

福ちゃん荘
緩やかに登る唐松尾根
ジグザグに高度を上げていきます
ガスの中に上日川ダム

ここからは唐松尾根を登り雷岩に向かいます。明るい雑木林の中の登山道はジグザグを切りながら高度を上げていきます。付近はすでに季節が変わり始めているようでコウリンカやキオンなど秋の花も目立ち始めています。振り返るとガスの中に上日川ダムが見え隠れしていました。

草原状の尾根が近付くと雷岩です。ここからは道を左に、標高は2000mを越えているようで奥秩父の山を感じさせるコメツガの林の中を山頂へと登って行きます。

岩っぽい登りの先に雷岩
雷岩からコメツガの林を
展望の効かない大菩薩嶺
雷岩はガスの中

たどり着いた山頂は山頂標識と三角点がある広場と言ったところ、視界は全く期待できません。ガスで視界の効かない雷岩に戻り昼食にしました。

 雷岩~大菩薩峠~石丸峠~小屋平~ロッジ長兵衛

雷岩からは大菩薩峠に下ることにします。明るい草原状の尾根道は高山の雰囲気を感じさせてくれるところです。途中には小さな岩場もありました。

大菩薩峠を目指し下って行きます
明るい尾根歩き
岩っぽいところもあります
賽ノ河原に避難小屋

たどり着いた大菩薩峠にはお馴染みの道標と頭の落ちたお地蔵さん、その傍の介山荘は数年前の晩秋に泊まったことのあるところです。

夏山合宿のトレーニングにはまだ少し歩き足りないと言うことで石丸峠から小屋平へ下ることにしました。熊沢山への登りはシラビソの林の中、岩っぽいところもあります。目立たない山頂を越えると目の前には石丸峠へと続く笹の稜線です。

大菩薩峠にお馴染みの道標
大菩薩峠に介山荘
熊沢山には岩っぽい登り
ガスの中に石丸峠

たどり着いた石丸峠は笹に覆われたところ、晴れていれば南アルプスの山々を見渡すことが出来るところです。まっすぐ進むと小金沢山を越え湯ノ沢峠から滝子山へ、左に折れると牛ノ寝尾根への道を分けるところです。

明るい笹尾根を小屋平へ
心地良い落葉松林を
たどり着いた小屋平のバス停
良く整備された遊歩道のような道

落葉松林の尾根道を下って行くと小屋平のバス停です。ここからは上日川ダムの公園として整備されたところです。車いすで散策できると紹介されていましたが道が違っているのか途中には渡渉個所もありました。

途中には渡渉するところも
たどり着いたロッジ長兵衛

秋の雰囲気が漂い始めた散策路を歩くこと40分ほど、たどり着いた駐車場は車の数もだいぶ少なくなっていました。

 

 登山道に咲く花

明るい笹尾根には秋の花が咲いています。鹿避のネットで囲まれた中にはマツムシソウやウリガネニンジン、カイフウロなど秋の花が咲いていました。

この付近もシカの食害が目立つ所なのか、車山高原のニッコウキスゲもそうでしたが動物保護などで鹿が増えすぎたことが自然のバランスを壊しているでしょう。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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