寄駐車場9:45-385m付近10:05/10-シダンゴ山11:20/12:35-タコチバ山13:15/25-宮知山13:40/50-寄駐車場14:25
たどり着いた寄の駐車場に車を停めシダンゴ山を目指します。大寺橋からは川沿いに咲く河津桜とうっすらと雪化粧をした丹沢の山々、昨日の雨は丹沢の山頂付近では雪になっていたようです。
道標に導かれながら集落の中を登って行きます。急な登りには盛りを過ぎた梅の林、道端にはお茶の畑も広がっています。猪避けのゲートをくぐると暗いヒノキ林の中の登りが始まります。
単調な登りが続く登山道はやがて管理センターから登ってくる道を右から合わせ徐々に高度を上げていきます。山頂まで20分の道標に励まされながらひと登りするとシダンゴ山の山頂です。
低いながら360度の展望が開ける山頂には石祠とベンチが置かれています。目の前は伊勢原ノ頭から檜岳、鍋割山、その頂は真っ白い雪く雪化粧をしていました。振り返ると春先の濁った空の下に湘南の海、大山から下る南尾根の先には弘法山や渋沢の丘陵が続いていました。
低い山では重い食材もそれほど苦になりません。今日は山頂でカボチャのホウトウとお汁粉の昼食です。
山頂で展望を楽しんだのち宮地山に向かうことにします。登山道はヒノキ林の急坂を秦野峠へと下って行きます。登山道には虫沢古道を守る会が設置した道標、左手には緩やかに下る女坂があるようです。
鞍部の手前で道を左に折れ宮知山へと向かいます。ガイドブックなどによると秦野峠の先には高松山へと続く縦走路が紹介されています。途中には梯子などもありコースもかなり長い縦走路のようです。
杉林の中を緩やかに下る登山道はやがて林道を下って行くようになります。あまり車なども入っていないようで道には杉の落ち葉が積もっていました。
林道わきの送電塔は新秦野線33、ここで林道を離れ樹林帯の中を緩やかに下って行きます。分岐には道標が整備されていますが林道などが入り組んだところです。田代へと下って行く林道を右に分けるとタコチバ山への登りが始まります。
雑木林の中をひと登りするとタコチバ山、黄色いテープに消えかけたタコチバ山の文字が書かれていました。
緩やかに下って行く道は宮知山に登り返すことになります。たどり着いた山頂標識の先は暗いヒノキ林で柵が壊れていましたが林の中にはなにもありませんでした。
山頂からは車を停めた寄に下ることにします。なだらかに続くこの稜線ではマウンテンバイクを楽しむ若者も多いのでしょう。分岐の道標には自転車の通行の注意の文字がありました。
春の光を浴びながらお茶畑の中を下って行く道はやがて寄の集落にたどり着きました。大寺橋を渡ると車を停めた駐車場は目の前でした。