石老山登山口9:55-(1h10m)-融合平11:05/20-(0h50m)-石老山12:10/40-(0h40m)-融合平13:20/30-(0h55m)-石老山登山口14:25
相模湖の湖畔に小さく頭を持ち上げる石老山は関東百名山にも選ばれた頂で、いつも多くのハイカーで賑わっているところです。
丹沢の頂も真っ白い雪に埋もれるこの時期、気楽なハイキングの山として人気があります。今日は孫娘を連れてのハイキングです。
たどり着いた相模湖病院の駐車場はすでにたくさんの車であふれています。一番奥に空いていた駐車スペースに車を停め山頂を目指します。
暗い杉林の中を登って行く登山道は滝不動、屏風岩などと名付けられた岩の間を登って行きます。今年は低い山にも雪は下りてきているようで、登山道には雪が張り付いていました。
たどり着いた顕教寺からも杉林の坂道を登って行きます。途中の吉野岩にはたくさんの小枝が立て掛けられていました。大きな岩を小枝で支えていると言うことなのでしょう。
視界が広がる八方岩は目の前が大きく開けるところです。しかし濁った春先の空の下では都心のビル群も霞みの中に溶け込みそうになっていました。
やがて登山道は融合平にたどり着きました。ここは目の前に相模湖、その先には高尾山から陣馬山、生藤山の長く連なる稜線を一望できる展望台です。明るい光を浴びたその稜線にはあまり雪も張り付いていないようです。
幾分緩やかになった登山道は山頂への登りへ。やがて喧騒が近付くと石老山の山頂です。広く開けた山頂はたくさんの人で溢れています。この時期、雪の少ない山に人は集まるようで、中年のパーティ、少し年をとった山岳会の一行も山頂で思い思いにお弁当を広げていました。
期待していた富士山は濁った空の中にその姿を隠しています。眼の前には津久井湖の上に丹沢の山並みがそびえています。その稜線は真っ白い雪に包まれていました。
山頂からは往路をたどり相模湖病院の駐車場へ戻ることにします。山頂で休憩していた初老のパーティは大明神展望台に向かうようです。
まだこの時間になっても山頂を目指すハイカーも多いようです。若い二人連れの軽装のハイカー、久素ぶりに足馴らしに来たのか大きなザックを背負ったハイカーなどなど・・・、やはり気楽なハイキングの山はまた楽しみ方も色々あるようです。