源頼朝の花の三御所の一つ桃の御所のあとに祀られたお寺です。花の三御所は椿の大椿寺(だいちんじ)、桜の本瑞寺と桃の見桃寺(けんとうじ)です。吾妻鏡にも書かれ三崎御所とも呼ばれていました。
見桃寺はコンクリート造りのお寺です。本堂には大きな腹を抱えた布袋さまの絵が掲げられていました。
三浦市内に点在する五つの寺院と二つの神社を順拝する全長26Kmの七福神めぐりです。昭和40年(1965)に三浦市観光課と共同で創立されました。
1番福禄寿・妙音寺、2番恵比寿・円福寺、3番毘沙門天・慈雲寺、4番弁財天・海南神社、5番布袋尊・見桃寺、6寿老人・白髭神社、7番大黒天・延寿寺
六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。