金田山圓福寺 


 寺社の種類:浄土宗の寺院
 山号:金田山、院号:地蔵院
 創建の時期:天文17年(1548)年、伝設大和尚が開山
 本尊:阿弥陀如来
 札所:三浦七福神・恵比寿天 、三浦三十八地蔵尊三六番札所
 所在地:神奈川県三浦市南下浦町金田258
 訪問日:2022年1月3日

 

現地の案内板によると天文17(1548)年、鎌倉光明寺の伝設大和尚を招き開山とし、海岸にあった地蔵堂を現在の地に移し金田山圓福寺としたと伝えられています。

境内には樹齢500年の大銀杏や槙の老木があります。六地蔵やにこやかなお顔の七福神も祀られていました。

円福寺の山門
境内に六地蔵
微笑ましい七福神の石像
円福寺の案内板
急な石段の上に本堂
円福寺の本堂
本堂に恵比寿天
本堂に阿弥陀如来

本堂には阿弥陀如来のほか、三浦三十八地蔵尊霊場の地蔵菩薩(市重文)が安置されています。

 

関連記録・コース

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 三浦七福神

三浦市内に点在する五つの寺院と二つの神社を順拝する全長26Kmの七福神めぐりです。昭和40年(1965)に三浦市観光課と共同で創立されました。

1番福禄寿・妙音寺、2番恵比寿・円福寺、3番毘沙門天・慈雲寺、4番弁財天・海南神社、5番布袋尊・見桃寺、6寿老人・白髭神社、7番大黒天・延寿寺

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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