青梅駅9:05~御菓子司あら井9:20/25~天祖神社入口9:40/45~天祖神社9:55/10:00~青梅市墓地公園東屋10:25/30~小休止11:00/05~旧二ツ塚峠11:15/25~馬引沢峠11:40~赤ぼっこ12:00/13:50~馬引沢峠14:05~明治橋バス停14:45
なだらかな稜線歩きが楽しめる赤ぼっこは冬でも雪の心配もないところです。てんきとくらすによると晴れる予報ですが気温はかなり低くなっているようです。
青梅駅前で山の仲間と合流、大正時代の古い雰囲気が漂う街の中を調布橋へと下って行きます。
途中にあった和菓子屋さんでまんじゅうをゲット、酒の香りがするまんじゅうは暖かく美味しかったです。
たどり着いた天祖神社の石段脇からは山道が始まります。登山道わきの案内板には春にカタクリの花が咲くところと書かれていました。
最後は急な石段を登り天祖神社の拝殿に、ここからは長渕山ハイキングコースのなだらかな雑木林の道です。しばらく歩くと青梅市墓地公園の東屋、左手には明星大学の青梅キャンパスがあったところのようです。能登半島の地震のあと、石川の日本航空高校が一時避難をしたところと言います。
再びヒノキ林の道を歩くと駒木町から登ってくる道、こんにゃく岩があるところのようですがあまり歩かれてはいないようです。
旧二ツ塚のベンチで一息を入れ再びなだらかな道を進むと馬引沢峠です。左手は日ノ出町の最終処分場でかつては反対運動が行われていたところとか、自然環境再生のポスターがフェンスに掲げられていました。
黒いネットが張られたフェンスの傍をしばらく歩くと日ノ出町への分岐、右手の道をしばらく歩くと赤ぼっこへの木の階段です。
急な木の階段に息を切らせると稜線、右に折れると展望が広がる赤ぼっこの山頂です。
目の前には東京の都心、スカイツリーの尖塔も見付けることができます。その先には霞む筑波山、左に目を移すと雪を被った男体山や日光白根山の山々も見付けることができます。多摩川の流れに沿って広がる町並みは日向和田から戦畑のようです。
山頂のベンチに腰を下ろし担いできたきりたんぽです。火の通りにくいニンジンやゴボウを鍋に入れひと煮立ちしてから鶏肉、長ネギや白菜など、最後にきりたんぽとセリを入れればきりたんぽ鍋の出来上がりです。
寒い山頂では暖かい山鍋は身も心も温まります。ネットなどではきりたんぽの〆には稲庭うどんやラーメンなどがお勧めと言います。
今日はご飯を入れ、卵入れ卵雑炊にしました。持ってきたご飯を投入、卵をかき入れると炊の出来上がりでした。
おしゃべりにも花が咲いたのか山頂で2時間近く、帰りは天狗岩などには立ち寄らず馬引沢峠から明治橋バス停に下ることにしました。
馬引沢峠からは落ち葉に覆われた舗装道路歩きが始まります。ヒノキ林が続く道は展望なども期待できないためあまり人が通っていないところのようです。
途中ではヒノキ林の伐採が行われているようで、道端に重機が置かれています。林業は人で不足もあり機械による省力化が進んでいるのでしょう。
しばらく下ると倒壊した建物、崩れてからかなり時間がたっているようですが民家であったのか畑などの作業小屋だったのでしょうか、近くには電柱もなくこのようなところでの生活は難しいと言ったところです。
釜の渕公園へ2.4kmと書かれた道標から道を左に、わずかに下ると八幡神社です。地元の鎮守の社のようで掃除など地元の人が自転車で訪れていました。
更にわずかに下るとたくさんの車が走る吉野街道です。明治橋のバス停はすぐ目の前でした。
緩やかな道が続く赤ぼっこのハイキングコース、道端には地元の人が設置した日の出アルプスの道標が立っていました。
ネットでは武蔵五日市駅を起点とし、二ツ塚峠、赤ぼっこ、梅ノ木峠、高嶺などを通り日の出山まで全長26kmのコースです。低山とはいいながらかなり歩きごたえのあるコースのようです。赤ぼっこでも12kmほど、ハードなコースに挑戦することは無理な年頃となっているようです。