新倉山浅間公園10:15~あずま屋10:45/50~ごんごん石11:35/50~御殿12:15/50~1214m付近13:35/14:00~霜山14:25~1158m付近15:05/20~小御嶽神社15:55~展望台(かちかち山)16:10~護国神社16:50~河口湖駅17:05
新型コロナの緊急事態が延長された中でのTokyoオリンピック2020が開催されました。感染者の増加が懸念される4連休の最中ですが、行楽地への人出は多くないようで高速道路の渋滞もひどくありません。
たどり着いた新倉山浅間公園の駐車場も車は少なめでした。
新倉富士浅間神社からは舗装道路の登りです。すでに気温は高くなっているようで額からは汗が流れ始めます。桜の時期には観光客で賑わう朱塗りの五重塔も人はまばら、海外のお客さんにも人気な展望デッキは工事中と言うことで立ち入ることができませんでした。
遊歩道を登って行くとあずま屋です。富士吉田の街並み上にそびえる大きな富士山、五合目から上は巻き上がる雲に包まれていました。
ここからは緩やかに登る登山道です。しばらく登ったところがアヤメの咲く草地です。ロープが張られていますが蕾さえも見付けることができません。ここ数年はあやめ祭りも行われていないようです。
ジグザグを切りながら登って行く登山道はごんごん石にたどり着きます。穴の中に頭を入れるとゴンゴンと音がすることから名付けられたとか。
目立たない新倉山の山頂を超えしばらく登ると御殿です。ベンチが置かれた広場からは目の前に倉見山や杓子山、鹿留山の頂を見付けることができます。
ここからは固定ロープが張られた急坂を下って行きます。途中で出会った地元の人が話していましたが「ここからは道が不鮮明、遭難した人もあった・・」とか。確かにハイキング気分ではきつそうな所もあります。鞍部からはトラロープを頼りの急な登り返しです。ひさしぶりに少しキツメのハイキングと言ったところでした。
たどり着いた稜線は三ツ峠から下ってくる登山道を合わせるところです。振り返ると頭を出した大きな富士山がそびえていました。
霜山は木立に覆われ展望は全くありません。頭を赤く塗られた三角点がなければ通り過ごしてしまいそうなところです。
ここからは木立に覆われた尾根道を緩やかに下って行きます。視界は全く効かない単調な下り、左手が切れ落ちそうな所もあります。
やがて舗装道路を超えると松林の中にトラクターの轍が続いています。小さなコブを巻きひと登りしたところが天上山、小さな小御嶽神社の社が祀られていました。
ここからは軽装の観光客なども登ってくるところです。武田館を模した展望台や風鈴の道などを眺めなら遊歩道を下って行くとかちかち山の展望台です。絵本から飛び出してきたような狸とウサギの側にはハートマークの天上の鐘、見上げる先には富士山がそびえていました。
工事中の展望デッキの脇からはあじさいの咲く遊歩道へ、ドウダンツツジなどが目立つ道をしばらく下って行くとたくさんのあじさいが咲いています。目の前には大きな富士山がそびえていました。ここからが咲き誇るあじさいに包まれた遊歩道です。でもあまり散策している人は多くないようでした。
たどり着いた護国神社からは河口湖駅までの舗装道路歩き、車の流れが多い国道を超えると観光客で賑わう駅前広場にたどり着きました。
御殿から霜山まではあまり人が入っていないコース、途中で出会った地元の人が話していたようにあまり経験のない人がハイキング気分で歩くのは避けたほうが良さそうなコースです。