野川・国分寺から深大寺 


 一級河川野川
 歩程:行動時間5:40、歩行時間4:30
 歩行距離:13km
 累積標高差:+76m、-99m
 アプローチ:往路・JR中央線国分寺駅、復路・京王バス深大寺バス停
 訪問日:2025年2月23日

 

 コースタイム


国分寺駅10:00~コロッケ丸愛10:15/20~野川第2調節池10:35/55、武蔵野の森公園・くじら山12:05/10~池上寺~手打ちそば大師茶屋13:45/14:25~深大寺14:45~不動の滝~青渭神社~深大寺城址~深大寺バス停15:40

 

 国分寺駅~(野川)~深大寺


野川は日立中央研究所の大池を源流として多摩川に流れ込む一級河川です。かつて歩いたお鷹の道には小さな野川の流れに沿った散策路が続き多くの人が訪れるところです。今回は国分寺駅から深大寺へ野川の川に沿って歩くことにします。

国分寺駅の近くには殿ヶ谷戸庭園、ここは国分寺崖線の上に位置し10mほどの坂道が不動橋へと下って行きます。ここを流れる野川は住宅地の中のコンクリート壁の細い流れです。

国分寺駅の南口
殿ヶ谷戸の公園
コロッケ屋・丸愛
コロッケ三兄弟を注文

野川の流れを少し離れてしまいましたが立ち寄った小さなお店はコロッケ丸愛、国分寺の店大賞の準グランプリを取った店と言います。揚げたてコロッケ三兄弟をいただきましたとても美味しかったです。

住宅地の中を流れる野川
国分寺のマンホール
野川の散策路を歩き始めます
カモなどの水鳥が泳いでいます

住宅地の中をしばらく歩くと小さな公園、この付近からは川に沿って遊歩道が始まります。静かな流れにはカモやカワウなどの水鳥が泳いでいました。桜が植えられているところもあるようで春にはお花見ができるのでしょう。

川岸には低い護岸が続いています。宅地の開発が進んだこともありかつては頻繁に氾濫がおこっていたようですが、河川の改修や調整池の整備が行われ水害は減少したと言います。しかし川に架かる橋はかなり低く、護岸もあまり高くないようです。温暖化の影響による集中豪雨などでは水が溢れるなどの不安もありそうです。川の中の木の枝にはかなり高いところまでゴミなどがかかっていました。

途中、野川は前原小学校のグランド近くで暗渠へ、旧野川と言う枯れた川の傍には細い道が続いていました。

野川に架かる低い橋
学校の下を流れているようです
水もない旧野川に沿って遊歩道
再び野川の川沿いを歩きます

再び、野川に沿った遊歩道歩きです。しばらく歩くと野川第2調整池です。広いグランドでは何処かの大学生がラクビーの練習をしていました。

右手に広がる広場は武蔵野公園、芝生の中の小さな丘はくじら山と呼ばれています。

橋を渡ると野川第2調整池のグランド
くじら山
広く開けた武蔵野公園
流れも緩やかな野川にはガマが生え

ここからは再び野川に沿った遊歩道歩きです。川の流れは緩やかになり、アシやガマなどが生えています。

鉄橋の上を走る電車は西武鉄道の多摩川線、是政と武蔵境を結ぶ電車です。かつて多摩川の砂利採取を目的で敷かれてという6駅だけのローカル線と言います。

やがて川の右手には調布飛行場の管制塔が見えてきます。かつて大島行きの小型飛行機が住宅地に墜落したというニュースがあったと記憶している飛行場です。

西武多摩川線の鉄橋
水鳥のほかザリガニなどもいるようです
グランドの先は調布飛行場
枯れた川が流れ込む

さらに川沿いの道を下って行きます。広くなった川沿いでは家族連れが水遊びをしていました。武蔵境通りで野川を離れ堤防沿いの道を歩くことにします。

武蔵境通りから対岸に渡り
家族連れが水遊びをしています
調布市のマンホール
池上院の本堂

しばらく歩くと天台宗の池上院、深大寺に支院の一つと言います。境内にはかなり古い六地蔵塔がありました。

深大寺南参道を登って行くと深大寺通り、たくさんの参拝客など賑わうところです。すでにお昼時を過ぎていますが名物のお蕎麦ということで何処の店も行列ができています。

境内に六面地蔵
深大寺の南参道を登って行きます
大師茶屋はたくさんの人
天ざる蕎麦をいただきます

水車が回る水車館近くの大師茶屋に立ち寄り天ざる蕎麦、ごま汁蕎麦をいただきました。細い手打ちそばはやはり深大寺そば、とてもおいしかったです。

深大寺は元三大師(慈恵大師)を祀るお寺、3月3日、4日には厄除元三大師大祭が行われ参道にはだるま市が店を出すと言います。境内には元三大師の旗と10色だるまの案内がありました。10色の色には各々意味があるとか、願意にちなんだ色のだるまを買い求めるということです。

水車が回る水車館
参道に福徳尊
境内の案内板
深沙大王堂

境内はたくさんの人で賑わっています。外国のお客さんのほか若い人も多く訪れています。だるま市の当日にはこの境内は多くの人で賑わうのでしょう。

延命観音窟
岩窟に掘られた延命観音
深大寺の山門
御手水場

たくさんの人で賑わう深大寺に参拝、本堂には阿弥陀如来が祀られています。その脇の庫裏は江戸時代に再建された古い建物で茅葺の大きな建物は貴重なものと言います。

鐘楼
深大寺の本堂
精緻な彫刻が施された本堂
本坊旧庫裏
旧庫裏の大きな梁
不動堂

境内の不動堂に立ち寄ってのち青渭神社に立ち寄りました。ここは式内社、武蔵国多摩郡八座に数えられる神社です。青渭神社の論社としてはここのほか稲城市の青渭神社、青梅市沢井の青渭神社があると言います。境内の大きなケヤキの古木は高さ34mとか、市の天然記念物に指定されています。

不動の滝
青渭神社の石鳥居
青渭神社の拝殿
青渭神社の案内板

深大寺からは深大寺城を訪ねることにしました。場所が見つからず迷いながらたどり着いたのは深大寺水生植物園の中です。築城者は不明ですが小田原北条氏と扇谷上杉氏の攻防の中で扇谷上杉氏方が築城したものと言います。

北条氏綱により江戸城を奪取された上杉朝定は多摩川を挟んだ北条方の拠点・小沢城と対峙するため「深大寺のふるき郭」と呼ばれた城を再興しました。しかし河越合戦により河越城が落ちると上杉朝定は松山城に敗走したため深大寺城は軍事的価値を失ったと言います。

神輿蔵
深大寺そば畑は深大寺城の一角
一廓の虎口に土塁と堀切
一廓に案内板
二郭に建物の跡
二郭の虎口と土塁

深大寺そば畑と言う広場には2郭、土塁や堀切の先には1郭がありました。現在は水生植物園である周辺は湿地帯、南側は国分寺崖線に囲まれ防御力が高かった城であったのでしょう。東京都や国の史跡に指定され、土塁や掘切り、当時の建物跡などが整備されていました。

深大寺城で今回の街歩きは終点、深大寺前のバス停から調布行きの京王バスに乗ることにしました。

 

 コースGPSmap


 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

 訪問者数 今月:9件
 Back