白雉三年(652)明光禅尼が庵を建てたのが始まり、 弘安五年(1281年)に日蓮が宿泊したとの伝えがあり、それを機に時の住職(文教和尚)が教化され改宗したとされています。
境内の梵鐘は、正中二年(1324年)の刻銘があり、県指定の重要文化財と言います。
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。
鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。