国分寺(相模国分寺) 


 寺社の種類:高野山真言宗の寺院
 山号:東光山、院号:医王院
 創建の時期:750年ころ、聖武天皇勅願
 本尊:薬師如来
 札所:ー
 所在地:神奈川県海老名市国分南1丁目25ー38 国分寺
 訪問日:2024年1月29日

 

聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、相模国国分僧寺の後継寺院です。奈良時代の8世紀中期、相模国分寺と相模国分尼寺があわせて建立されました。

相模国分寺の石段
階段わきの石塔
境内に六地蔵宝篋印塔
国分寺の本堂
本堂わきに鐘楼
本堂に国分寺の扁額
六地蔵
鐘楼跡に石仏

鎌倉時代以降、相模国分寺は衰微しました。戦国時代には戦火によってほぼ焼失し、高台にあった薬師堂のみが残されていたと言います。現在の相模国分寺は、その薬師堂を高台の下に移し再興したものです。

境内の銅鐘は、正応5年(1292年)国分に居館を構えていた海老名氏の一族国分季頼が国分尼寺に寄進したもので国の重要文化財に指定されています。

 

関連記録・コース

 高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)

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 薬師如来・薬師瑠璃光如来(やくしにょらい)

東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。

 

 聖武天皇(しょうむてんのう)

第45代天皇(在位:724年2月4日~749年7月2日)文武天皇の第一皇子。光明皇后とともに仏教を厚く信仰。全国に国分寺・国分尼寺を置き東大寺を建立して大仏を造立した。陵墓は奈良県奈良市法蓮町の佐保山南陵。

 

 文武天皇(もんむてんのう)

第42代天皇(在位:697年8月1日~707年6月15日)天武天皇・持統天皇の孫。草壁皇子の第一皇子。大宝律令を制定。万葉集、懐風藻に入集した。陵墓は奈良県高市郡明日香村栗原の檜隈安古岡上陵。

 

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