御家人千葉常胤の子孫、千葉胤貞の別邸である千葉屋敷跡に建つ日蓮宗のお寺です。また鎌倉七福神の寿老人を祀るお寺です。
妙隆寺は日親上人ゆかりの寺です。足利将軍家の日蓮宗への改宗を目論み、永享12年(1440年)立正治国論を著して直訴を試みたが投獄されました。拷問を受けた際に灼熱の鍋を被せられたまま説法たとされ「鍋かぶり上人」「鍋かぶり日親」と呼ばれています。
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。
仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。
はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。
鎌倉市・藤沢市にある8箇所の社寺から構成される七福神めぐりの札所。
浄智寺(布袋尊)、鶴岡八幡宮(旗上弁財天)、宝戒寺(毘沙門天)、妙隆寺(寿老人)、本覚寺(夷尊神)、長谷寺(大黒天)御霊神社(福禄寿)江島神社(江島弁財天)
鎌倉市・藤沢市にある8箇所の社寺から構成される七福神めぐりの札所。
浄智寺(布袋尊)、鶴岡八幡宮(旗上弁財天)、宝戒寺(毘沙門天)、妙隆寺(寿老人)、本覚寺(夷尊神)、長谷寺(大黒天)御霊神社(福禄寿)江島神社(江島弁財天)
鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。安房小湊の漁師の子という。17歳ころから鎌倉・比叡山などで11年間修行研鑽し、法華経こそ至高の経典であるとの確信を得、1253年故郷の清澄山頂で題目を高唱して開宗した。