高尾山駅8:35~高尾山9:10/20~一丁平9:50/10:05~小仏城山10:20/25~小仏峠10:40~景信山11:15/45~堂所山分岐12:30~明王峠12:55/13:15~陣馬山13:50/14:05~和田峠14:20~陣馬高原下バス停15:10
思いのほか長いコースが多い東京の関東ふれあいの道、鳥のみちは高尾山から陣馬高原下へと続く19Km、歩程7時間のコースです。何度か子供たちとも歩いたことのあるコースですが陣馬山から高尾山へと下るほうが歩き易いと言われています。
今回はケーブルカーを利用し高尾山駅から陣馬山を目指すことにしました。新型コロナの緊急事態は解除されましたがまだまだ感染の火種はくすぶったまま、感染のリバウンドが心配されています。
高尾山口駅はトレランの若者や中高年のハイカーで賑わっています。ケーブルカーの山頂駅からは薬王院へと続く表参道を登って行きます。
薬王院からひと登りすると高尾山の山頂です。散り始めた桜に包まれた山頂の先には展望台、期待していた富士山は曇りがちな空の中に隠れていました。
高尾山からは小仏城山へと向かいます。明るい登山道にはソメイヨシノやヤマザクラ、登山道のわき道にはすでに満開のミツバツツジが咲いています。やはり今年の花ごよみは早くめぐっているようです。
一丁平の周辺も桜で満開です。ヤマザクラはまだ蕾のようですが登山道にはオオヤマザクラの花びらが落ちていました。奥高尾へと登って行くのはやはり若者、軽装のトレランを楽しむ人が多いようです。大学も休みになっているこの時期、サークルなどで山を訪れる人も多いのでしょう。
たどり着いた小仏城山はたくさんの人です。まだお昼には早いようですがコッヘルを出して食事を楽しんでいる人も多いようです。
山頂からは景信山に向かうことにします。小仏バス停から登って来るのか、子供連れなどたくさんのハイカーが杉林の坂道を登ってきます。
小仏峠からは景信山への登り返しです。景信山はこのコースの中間点、この時間になると陣馬山方面から下ってくる人も目立つようになってきました。
ひと登りした景信山の山頂には茶店が2件、ベンチはたくさんの人で賑わっています。目の前には城山から高尾山へと続く稜線、その山肌には淡い春の花灯りが灯っているようでした。
景信山からは陣馬山へと向かうことにします。ここからは小さなコブを越えながらのハイキングコースです。よく踏まれた登山道には巻き道も付けられ思いのほか歩き易い道でした。
北高尾へと続く堂所山の分岐を超えると伐採された登りです。相模湖へと下って行く道を左に分けるとほどなく陣馬高原下から登って来る道を合わせる底沢峠です。
たどり着いた明王峠は藤野十五名山にも選ばれたところです。晴れていれば富士山の展望も期待できるようですが散り始めた桜の先には霞んだ丹沢の稜線が見えているだけでした。
奈良子峠から若葉色の稜線を登って行くと陣馬山の山頂にたどり着きました。白い馬の像がある山頂からは展望が開け、目の前には和田峠から生藤山へと続く春景色の稜線、その先には御前山や大岳山など奥多摩の山々が見えているようです。
山頂からは和田峠へと下って行きます。新しい木の階段を下って行くと茶店が建つ和田峠です。ここから陣馬高原下のバス停まではおよそ3.5kmの舗装道路歩きです。
途中、右手には陣馬山へと登って行く陣馬山新ハイキング道の登山口がありました。関東ふれあいの道が目的でなければこの道を登ったほうが良いようです。
たどり着いた陣馬高原下のバス停はたくさんの人です。定時のバスのほか臨時バスが3台出ると言っていました。