関東ふれあいの道・東京.6 杉の木陰のみち 


標高
上養沢バス停~養沢鍾乳洞跡~日の出山~御岳ビジターセンター~滝本駅~御嶽山駅
山域
奥多摩
登山日
2020年10月29日(木)、晴れ、13℃
歩程
行動時間 6:00、歩行時間 4:55
歩行距離
10.3km
標高差
545m
累積標高差
+875m、-990m
登山口
上養沢バス停mapon
交通機関
 西東京バス・上養沢バス停、 JR青梅線・御嶽山駅
登山コース
上養沢バス停~柿木平園地~養沢鍾乳洞跡~金毘羅尾根分岐~日の出山~御岳ビジターセンター~滝本駅~御嶽山駅
コースmap
東京.6 杉の木陰のみち

 

 コースタイム


上養沢バス停8:45~柿木平園地9:10~養沢鍾乳洞跡9:40/45~金毘羅尾根分岐10:25/30~日の出山11:10/45~御岳ビジターセンター12:50/13:10~滝本駅14:00~御嶽山駅14:45

 

 上養沢バス停~柿木平園地~養沢鍾乳洞跡~金毘羅尾根分岐~日の出山


関東ふれあいの道は高い山を目指してはいないものの歩程が6時間、7時間と長いものも多くそれなりに歩き応えのあるコースが多いようです。また、埼玉や群馬などのコースではアプローチにも時間がかかるようで旅館などを利用しなければならないようです。

総延長は1800km、160コースが整備されているようですがそのすべてを歩くことはかなり難しそうです。全コースを踏破した人のBlogなどもあるようですが180以上の人が歩いているとか、何れかなり気合を入れなければ歩くことは難しいところでしょう。

武蔵五日市駅のバス停
終点の上養沢バス停
関東ふれあいの道の案内板
道路沿いには石仏や石碑

武蔵五日市駅からバスで上養沢へ。終点の上養沢でバスを降りたのは我々だけです。紅葉にはまだ早いものの朝夕は冷え込みはじめた養沢川沿いの道を登って行きます。

柿沢園地で養沢川を渡りヒノキ林の山道を登り始めます。あまり利用する人がいないようで石段は苔などが付いていました。沢沿いの道を登って行くと養沢鍾乳洞跡です。現地の案内板によると付近にはこの鍾乳洞のほか大岳鍾乳洞、三ッ合鍾乳洞がありその中で養沢鍾乳洞は最も早く発見されたとか。崩壊などで10年以上前に閉鎖され小屋なども解体されていました。

柿沢園地に登山口
養沢川を渡ります
石段の登りが始まります
養沢鍾乳洞はすでに閉鎖されて

ここからは暗い杉林の中の登りが続きます。木の階段を登って行くと大きな岩、登山道はその脇を登って行きます。関東ふれあいの道として整備されていることもあり、石垣や石段などが整備されていました。

現地の案内板
杉林の中を登る階段に道
大きな岩の側を登り
見上げる岩の側に登山道
小さな石も落ちてくる岩の脇を歩き
金毘羅尾根にたどり着きました

急な石段の登りに息を切らせながら高度を上げて行くと金毘羅尾根の分岐です。右に下って行く道は麻生山へと続く道、我々はクロモ岩分岐へと伐採された斜面を巻いていきます。

右手に下る道はツルツル温泉へと向かう道です。分岐には自転車の若者が一人、ケーブルカーに自転車を乗せてきたと言いますがなだらかのこの山はマウンテンバイクでも走り抜けることができるようです。

ここからは長い木の階段が待っています。ひと登りしたところがクロモ上展望台、色付き始めた木立の先に武蔵五日市付近の展望が広がっているようです。

斜面を巻くようにクロモ岩の分岐へ
クロモ岩分岐まで自転車できた人がいます
振り返る武蔵五日市方面の展望
クロモ岩上展望台は秋が始まって

御岳山へと続く巻き道を左に分け木の階段を登って行きます。山頂直下の岩っぽい登りに息を切らせると東屋が建つ日の出山の山頂にたどり着きました。御岳山側から登ってくる人、日向和田方面から登って来る人など広い山頂も思いのほかたくさんの人です。

関東ふれあいの道の石柱が建つ山頂からは目の前に御岳山神社、その先には六ッ石山から鷹ノ巣山、霞んだ稜線は長沢背稜のようです。付近はそろそろ紅葉が始まりマユミが赤い実を付けていました。

最後の急な階段を登り
日の出山の山頂からは霞んだ都心
日の出山の山頂にふれあいの道の石柱
山頂からは奥多摩の山々
鷹ノ巣山の奥には雲取山から続く長沢背稜 onmousで山名表示

気温が上がっているため山頂から展望は今一つです。それでも目を凝らすと都心のビルの中にスカイツリー、横浜のランドマークも見えていました。

 

 日の出山~御岳ビジターセンター~滝本駅~御岳山駅


山頂で早めの食事をとったのち御岳山へ向かいます。しばらく進むと登山道に鳥居、クロモ岩から巻いてくる道を合わせるところです。

さらに進むと山上の耕作地です。地形図を見ると琴沢から登ってくる道があります。ヤマレコなどにも琴沢の左岸や日の出山北尾根を登るバリルートの記録がありますがヤブ漕ぎを強いられるところもあるようです。何時か歩いてみたいところです。

御前山への道の途中に上養沢へ下る道
山上の耕作地
登山道脇に山楽荘
右手の細い道を進むと神代欅の下へ

御岳山の表参道に出ると軽装の観光客やディザックのハイカーで賑わっています。御岳ビジターセンターで一息を入れたのち暗い杉木立の道を下って行くことにします。ここは山上の御師宿などの生活のための車も登ってくる道です。

御岳山の案内板
山道を下り滝本駅へ
山道には地名の説明板
ケーブルカーの下をくぐり

ケーブルカーの下をくぐった道はジグザクを繰り返しながら舗装された坂道を下って行きます。暗い杉林の下りに飽き始めるころケーブルカーの滝本駅にたどり着きました。

工事用の車が下って行きます
鉄橋の上のケーブルカーが登って
たどり着いた滝本駅
赤い鳥居の先に御嶽山駅への近道

ここからも舗装道路を下って行きます。バス停では30分の待ち合わせ、仕方なく御嶽山駅まで歩くことにしました。やがて赤い御嶽神社の鳥居、その先には御嶽山駅へと続く近道があります。

多摩川を渡る橋の上からが河原で釣りや散策を楽しむ人の姿が、御岳渓谷遊歩道と呼ばれる3時間ほどのコースがあるようで紅葉の時期に訪れるのも良いようです。

多摩川に架かる橋を渡り
紅葉が始まり御岳渓谷
河原では釣りや散策を楽しむ人
御嶽山駅から武蔵五日市駅に戻ります

たどり着いた御嶽山駅からは青梅線、武蔵五日市線を乗り継ぎ武蔵五日市駅に戻ります。平日と言うこともあり電車の便はあまり良くありません。2回の乗り換え、1時間ほど時間がかかってしまいました。

 

 コース GPSmap


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