川崎七福神 


 歩行時間:行動時間 4:40、歩行時間 4:05
 歩行距離:11.0km
 累積標高差:+65m、-55m
 往路:南武線・武蔵新城駅、復路:東急東横線・元住吉駅
 訪問日:2024年1月6日

 

 コースタイム


武蔵新城駅9:55~安養寺10:05~法蔵寺10:15~東樹院10:45~等々力球場11:15~はま寿司川崎等々力店11:25/12:00~小杉神社12:15~西明寺12:20~大楽院12:50~日枝神社13:15~無量寺13:05~大楽密寺13:55~稲荷社14:00~光厳寺14:50~元住吉駅14:30

 

 川崎七福神


武蔵新城駅の駅前
●福禄寿・安養寺、住所:中原区上新城1丁目9-5
●弁財天・宝蔵寺、住所:中原区上小田中1-4-13
●毘沙門天・東樹院、住所:中原区宮内1丁目11-1
●大黒天・西明寺、住所:中原区小杉御殿町1-906
●恵比須天・大楽院、住所:中原区上丸子八幡町1521
●寿老紳・無量寺、住所:中原区中丸子498
●布袋尊・大楽密寺、住所:中原区木月1492

今年の七福神歩きは川崎七福神です。川崎市中原区に点在するお寺に祀られた七福神です。

歩き始めは南武線の武蔵新城駅です。駅前は人の流れも少なく川崎七福神のパンフレットや幟旗などはありませんでした。

中原区は相模の国と江戸を結んでいた中原街道が通っていたところ、川崎市内を縦貫する南部沿線通りや府中街道など交通の要衝であったところです。

 安養寺・福禄寿

駅前から住宅地の中を歩くと安養寺です。福禄寿の石像が建つ境内にはコンクリート造りの本堂があります。

境内の奥に安養寺の本堂
コンクリート造りの本堂
法蔵寺の山門
法蔵寺の弁財天堂

関東大震災の後、仮本堂であったものを建て替えたと言います。

 宝蔵寺・弁財天

七福神の色紙を持つ家族連れなどの後を追うように歩いていくと赤い奉納旗が立つ宝蔵院です。境内には七福神の弁財天堂、傍には閻魔堂が祀られていました。閻魔大王は人類で最初の死者と紹介されていました。

多摩川沿いの平坦な住宅地は変化に乏しいところ、道迷いもしそうなところでした。

 東樹院多聞寺・毘沙門天

府中街道を超えしばらく歩くと東樹院です。山門そばには水子地蔵が祀られています。七福神の毘沙門天は毘沙門天堂に祀られていました。

東樹院の水子地蔵
東樹院の本堂
等々力競技場
小杉神社

僅かに歩くと等々力緑地です。ここは川崎市民のスポーツの中心、川崎フロンターレのメインスタジアムもあります。時計はそろそろお昼時を指しています。近くの回転寿司でお昼にしました。たくさんの人が集まるところですが、食事のできるところは駅の周辺が多いようでした。

近くには小杉神社があります。地元の鎮守の神社として崇拝されているようで境内の神楽殿には7本の纏の絵馬が奉納されていました。

 西明寺・大黒天

スマホの地図を頼りに道を進むと西明寺です。ここは徳川幕府の小杉御殿があったところです。大きな本堂に祀られた大黒天は木食上人が刻んだものと伝えられています。

西明寺の本堂
本堂に古い大黒天
小杉御殿の案内板
旧名主屋と長屋門

参道には小杉御殿に案内板がありました。中原街道はここでかぎの手に曲がり、背後の多摩川や西明寺と合わせ、江戸の防衛を担っていたと説明されていました。

ここから丸子橋へと続く街並みは小杉陣屋町、かつての名主家や長屋門などの歴史を垣間見ることが出来るところです。

 大楽院・恵比寿天

丸子橋近くから多摩川に沿うように道を南に折れると大楽院です。七福神の恵比寿天は境内の恵比寿天堂に祀られています。

大楽寺の山門
大楽寺の本堂
大楽寺の恵比寿堂
江戸中期という弁財天

このお寺はたくさんの石仏が祀られているところ、江戸時代中期と言う弁財天や庚申塚、たくさんの石仏が祀られていました。

横須賀線のガードをくぐると日枝神社です。山王造りの社殿に赤い山王造りの鳥居、平安時代に創建されたと言う古い神社です。本殿の裏手には昭和9年に倒壊したと言う山王さんの大杉が祀られていました。

日枝神社の拝殿
参道に神猿
日枝神社の山王鳥居
遊歩道の花壇には正月飾り

境内には神猿像がありました。大津の日吉神社に使えていた猿を「魔を去る・人に優る・勝る」として祀ったものと言います。

多摩川に沿って続く道の傍には遊歩道があります。すでにイチョウは黄色いじゅうたんとなっています。花壇に飾られていた正月飾りが正月気分を盛り上げています。

 無量寺・寿老神

無量寺の本堂には鹿を連れた寿老神が祀られています。中国では、シカは千年生きると青色になり、千五百年で白色に、さらに二千年では黒色になると考えています。また寿老神は不老不死の薬を持っている長寿の神として知られています。

無量寺の寿老神
コンクリート造りの大楽寺
大楽寺の本堂
元住吉駅

 大楽寺・布袋尊

新幹線や南武線を越えたこともあり大楽寺までは回り道をしてしまったようです。途中の川には桜並木、天井川ではないようですが川面よりも付近の住宅地は低いくらいのところです。たどり着いた大楽寺は幼稚園を併設したコンクリート建てのお寺です。本堂前には大きなお腹の布袋尊の石像が建っていました。

帰りは東急線の元住吉駅から、東急線のFライナーは飯能まで運転されるようになってから何度か利用したことがあります。川崎周辺の七福神めぐり、まだこの周辺には七福神めぐりがあるようです。来年はまた何処かの七福神をめぐれればと思いながら横浜に戻りました。

 

 コース GPSmap


 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

 訪問者数 今月:10件
 Back