深川七福神の弁財天祀るお寺です。
材木商冬木直次が江戸初期、近江竹生島弁財天の分霊を日本橋茅場町の邸内にまつり、のちに孫の弥平次がこの地に移したと言われています。
広大な冬木家屋敷に世話になった尾形光琳が、夫人のために描いたと伝えられる冬木小袖は、東京国立博物館に保存されています。
小さな境内には小さな流れ、その中にしめ縄が張られた岩窟がありました。
インドの河神で音楽・智恵・財物の神として吉祥天とともに広く信仰された女神。
仏教に取り入れられ吉祥天と同一視されるようになった。八本の手で各種の武具を持つ像もあるが、鎌倉時代には二手で琵琶を持つ女神像が一般化した。日本では七福神の一人として民衆の信仰を集めてきた。
インド神話の神でビシュヌ神の妃とされた。仏教では徳叉迦(とくさか)を父に、鬼子母神(きしもじん)を母に生まれ、毘沙門天の妃とされる。仏法を護持する天女。天衣宝冠を着け左手に如意宝珠を捧げ持つ。