皇大神宮(こうだいじんぐう)鵠沼皇大神宮 


 寺社の種類:村社
 創建の時期:天長9年(832年)と伝えられる
 合祀:石楯尾大神(いはだてをのおおかみ)、八幡大神(はちまんのおおかみ)春日大神(かすがのおおかみ)
 社殿の様式:神明造
 所在地:神奈川県藤沢市鵠沼神明2丁目
 訪問日:2015年1月18日

 

土甘郷の総鎮守とされ神明さま、烏森神明宮として知られている神社です。また藤沢七福神の恵比寿天を祀る神社です。例大祭は神奈川のお祭50選に選ばれ、九基の人形山車が境内を練る歩くと言います。

鳥居の先に参道
参道に石碑
皇大神宮の由緒書き
厳島神社
御手水場
境内の奥に拝殿

皇大神宮は伊勢神宮の内宮で伊勢信仰の中心となる神社です。鵠沼皇大神宮では長治元年(1104年)鎌倉権五郎が大庭荘を伊勢神宮に寄進、そののち大庭荘の総鎮守として皇大神宮と称されるようになったとされています。

皇大神宮の神額
大きな拝殿
拝殿の左右に狛犬
拝殿の左右に狛犬
境内に祓い所
豊受ノ宮

広い参道の正面には大きな拝殿が建っています。その傍には豊受社、稲荷神社、伊勢宮などの摂社は祀られています。藤沢七福神の恵比寿社では厨子の中に恵比寿天がご開帳されていました。

恵比寿ノ宮
厨子の中に恵比寿天
 
稲荷神社
伊勢宮
石楯尾神社

拝殿の脇には石楯尾神社が祀られています。大同3年(808年)現在の神明宮の位置に延喜式内社の石楯尾神社が祀られたのが創建とされています。

関連記録・コース

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 天児屋命・天児屋根命(あまのこやね)

日本神話に登場す神様、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れたとき、祝詞を奏した神。天孫降臨に従った五伴緒神(いつとものおのかみ)の一神。中臣氏、藤原氏の祖神。

 

 手力男命(たぢからおのみこと)・天手力男命(あめのたぢからおのみこと)

神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れた時戸を開いて大神を連れ出した大力の神。

 

 大麻比古命(おおあさひこのみこと)天太玉命(あめのふとだまのみこと)

日本神話に登場する神。天太玉命(あめのふとだまのみこと)のこととされます。占いの神、神事の神として信仰され、天岩戸の神話にも登場します。天孫降臨では、瓊瓊杵尊に従って天降るよう命じられ、五伴緒の一人として随伴しました。

 

 天鈿女命・天宇受売命(あめのうずめのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れた際、その前で踊り大神を誘い出した女神。

 

 石凝刀売命・石凝留命(いしこりどめのみこと)

神話に登場する神様。岩戸隠れの際に八咫鏡(やたのかがみ)を作ったとされます。作鏡連(かがみづくりのむらじ)の祖神。

 

 八幡大神(やはたのかみ・はちまんおかみ)誉田別命、品陀別命(ほんだわけのみこと)

日本で信仰される神で、清和源氏、桓武平氏など全国の武家から弓矢八幡として崇敬を集めました。誉田別命(ほんだわけのみこと)とも呼ばれ、応神天皇と同一とされます。

また早くから神仏習合がなり、八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)として神宮寺が祀られました。

 

 春日大神(かすがおおかみ)

春日神社の主祭神で春日明神または春日権現とも称される。天児屋根命武甕槌命経津主命、比売神の四柱の神をまとめて春日神とされる。

 

 明神造(みょうじんづくり)

伊勢の神宮を代表としてみられる様式で、切妻造の屋根の棟と平行の側に入口がある平入(ひらいり)という形になっています。

 

 藤沢七福神

藤沢市にある七福神の札所。藤沢市観光協会が「藤沢七福神めぐり」として主催している。

皇大神宮(恵比寿)、養命寺(布袋)、白旗神社(毘沙門天)、常光寺(福禄寿)、諏訪神社(大黒天)、感応院(寿老人)、龍口寺(毘沙門天)、江島神社(弁財天)

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 八幡大神(やはたのかみ・はちまんおかみ)誉田別命、品陀別命(ほんだわけのみこと)

日本で信仰される神で、清和源氏、桓武平氏など全国の武家から弓矢八幡として崇敬を集めました。誉田別命(ほんだわけのみこと)とも呼ばれ、応神天皇と同一とされます。

また早くから神仏習合がなり、八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)として神宮寺が祀られました。

 

 応神天皇(おうじんてんのう)譽田別尊(ほんだわけのみこと)八幡大神(やはたおおかみ)

第15代天皇(在位:270年1月1日~310年2月15日 )仲哀天皇の第4皇子、母は神功皇后。神功皇后が新羅へ渡ったときに身篭っていたことから胎中天皇などと呼ばれています。記紀には渡来人を用いて国家を発展させ、中世以降は軍神八幡神としても信奉されでいます。

大和朝廷の勢力が飛躍的に発展した時期で一説に中国の歴史書に記述のある倭の五王の一人、讃とする説があります。陵墓は大阪府羽曳野市誉田6丁目の恵我藻伏崗陵。

6世紀前半に在位したとされる第26代継体天皇以前の天皇については、第21代雄略天皇を別として実在の可能性が薄いという見解があります。

 

 神仏習合(しんぶつしゅうごう)神仏混淆(しんぶつこんこう)

日本古来の神と外来宗教である仏教とを結びつけた信仰のこと。すでに奈良時代から寺院に神が祀られたり、神社に神宮寺が建てられたりした。平安時代頃からは本格的な本地垂迹(ほんじすいじやく)説が流行し、中世になって両部神道などが成立した。

 

 八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)

八幡神に対して奉られた菩薩号。奈良時代に始る神仏習合から起った称号

 

 天児屋命・天児屋根命(あまのこやね)

日本神話に登場す神様、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れたとき、祝詞を奏した神。天孫降臨に従った五伴緒神(いつとものおのかみ)の一神。中臣氏、藤原氏の祖神。

 

 武甕槌神・建御雷神(たけみかづちのかみ)

日本神話に登場する神様。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が火神を切り殺したとき、剣に付着した血から化生した神です。国譲りでは経津主神(ふつぬしのかみ)とともに、葦原の中つ国に派遣されます。また神武東征においても、天皇の危難を救ったとされる神です。島神宮祭神です。

 

 経津主神(ふつぬしのかみ)・斎主神(いわいぬしのかみ)

日本神話の神。日本書紀のみに登場し古事記には登場しない。磐筒男神(いわつつのおのかみ)と磐筒女神の子。香取神宮の祭神です。天孫降臨に先立って出雲に行き大己貴命(おおなむちのみこと)を説いて国土を献上させた。

 

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