田村八坂神社 


 寺社の種類:旧村社
 創建の時期:-
 御祭神:素戔嗚命
 境内社:金刀比羅神社、日枝神社、稲荷神社、神明社
 本殿の形式:-
 所在地:神奈川県平塚市田村8丁目21ー30
 訪問日:2024年9月26日

 

田村八坂神社の創建年代等は不詳ながら、征夷大将軍坂上田村麿が奥羽征討の途中当地に滞留したことから「田村」と呼ばれるようになったと伝えられ、神田寺の本尊も坂上田村麿の祈念仏と伝えられることから、延暦年間(782ー806年)には当社も創祀されていたのではないかと言います。

八坂神社の境内図
八坂神社の略誌
参道は工事中
境内に鐘楼
八坂神社の拝殿
境内に庚申塚や大山道標
拝殿の後ろに本殿
明神社
稲荷社
日枝社
金毘羅社

江戸期には田村の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際して明治6年村社に列格、明治41年には天神社を合祀しています。

 

関連記録・コース

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

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