祭神は迦具土神、相殿は牛頭天王。日本神話で伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で火の神です。
鍛冶業や焼き物業といった業者から高く崇敬される神様です。境内には軍荼利神社明王社が祀られていることからも神仏混合の歴史を持つ神社であったと言います。
高尾神社から杉木立の山道を登ると高尾神社の奥宮です。社の脇には大先達の石碑があります。
古事記に登場する神で、伊邪那岐尊、伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。
迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。
古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。
黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。