健速神社(たけはやじんじゃ) 


 寺社の種類:旧村社
 創建の時期:ー
 主祭神:須佐之男命
 札所:ー
 本殿の様式:流造
 所在地:神奈川県秦野市下大槻611
 訪問日:2018年11月25日

 

古くは牛頭天王社と称し牛頭天王と須佐之命を祀っていました。明治の神仏分離令のより健速神社と改めました。

健速神社の鳥居
健速神社の由緒書き
長い石段を登ると拝殿
御手水場
境内の神輿蔵か
健速神社の拝殿
拝殿
本殿の案内板
下大槻消防顕彰碑の案内板
境内に稲荷社

境内の案内板によると江戸時代から健速神社の火祭りが行われていると言います。下大槻地内を渡御した神輿が、燃え盛る積み藁の炎と松明に迎えられる神事は「おおや」と呼ばれ秦野のホームページなどにも紹介されていました。

関連記録・コース

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 流造(ながれづくり)

神社建築様式の一つ。屋根の前のほうが長く伸びて向拝をおおい、庇と母屋が同じ流れで葺いてあるのでこの名がある。

正面の柱が2本であれば一間社流造、柱が4本であれば三間社流造という。奈良時代末~平安時代に成立し広く各地に流布しました。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

TAG:弘法薬師と桜のみち 2018年11月25日
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