深草観音は甲斐三十三観音霊場6番の札所です。瑞岩寺の旧跡地であるこの一帯は岩肌が露出し数十メートルの断崖の途中に奥ノ院と呼ばれる観音堂があります。
毎年4月17日には深草観音まつりが行われ多くの参拝客が訪れると言います。
六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。