日向神社は白髭神社とも呼ばれ高句麗の王族若光を祀った神社です。朝鮮半島は紀元前1世紀から7世紀にかけ新羅・百済・高句麗の三国による三国時代でした。その後、新羅は唐と結んで660年に百済を、668年に高句麗を滅ぼしました。このとき高句麗の王族若光が日本に渡来したと伝えられています。
渡来した若光は大磯に上陸したと言われています。大磯の高来神社には若光の伝説が残っています。
そののち若光は日高に移りました。日高市には高麗神社など高麗の名前を残す遺跡、地名が残っています。
日向薬師バス停近くの石段を登ると大きな石の鳥居、境内の中央には日向神社の拝殿があります。以前は檜皮葺であったようですがトタン屋根に葺き替えられていました。
高句麗からの渡来人、高句麗王族と見られるが出自は不詳。高句麗の滅亡により大和朝廷に仕えました。武蔵国に高麗人が集められ高麗郡が置かれるとその郡長に任命されました。
高句麗からの渡来人、高句麗王族と見られるが出自は不詳。高句麗の滅亡により大和朝廷に仕えました。武蔵国に高麗人が集められ高麗郡が置かれるとその郡長に任命されました。