秋葉神社下社 


 寺社の種類:旧県社
 創建の時期:和銅2年(709年)と伝えられる
 社殿の様式:-
 所在地:静岡県浜松市天竜区春野町領家328-1
 訪問日:2014年6月21日

 

秋葉山の山麓に鎮座する下社と、秋葉山山頂の上社をあわせて秋葉山本宮秋葉神社と言います。火防の霊験があるとされ全国の秋葉神社の総本社です。

県道沿いに下社の石柱
秋葉神社の案内板
杉木立の中に石段
境内の奥に拝殿

天竜川の支流、気田川に沿って走る県道に面して秋葉神社下社の石柱があります。暗い杉林の中の石段を登って行くと境内の奥に拝殿がありました。思いのほか質素なつくりの拝殿でした。

境内に休憩舎
簡素な拝殿
拝殿の内部
注連縄で囲まれた祓所
拝殿の軒に天狗の面
拝殿の大きなしめ縄

東京の秋葉原は秋葉神社が祀られていることから名付けられたところと言います。明治2年の大火を受けて明治天皇の勅命により勧請されたと言います。秋葉神社は神社本庁傘下だけで800社あるといいます。

関連記録・コース

 迦具土神(かぐつちのかみ)・火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)火産霊神(ほむすびのかみ)

古事記に登場する神で、伊邪那岐尊伊邪那美命によって生み出された最後の神です。出産時に伊邪那美命の陰部に火傷ができ、これがもとで伊邪那美命は死んでしまいます。怒った伊弉冉尊は十拳剣天之尾羽張(あめのおはばり)で殺してしまします。

迦具土神の血や死体からは多くの神が生まれました。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

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