東光院 


 寺社の種類:真言三宝宗のお寺
 山号:瑠璃山、寺号:南谷寺
 創建の時期:-
 本尊:薬師如来像
 所在地:神奈川県小田原市曽我原261
 訪問日:2014年2月23日

 

東光院は別所梅園近くの真言三宝宗のお寺です。真言三宝宗は真言宗の宗派のひとつで、清荒神清澄寺を大本山とするお寺です。

東光院の石柱
徳本の名号碑
徳本の名号碑と石塔の案内
六面地蔵と六地蔵
東光院の山門
境内に地蔵菩薩

参道には徳本の名号碑ほか石造物群の案内板があります。徳本は江戸時代後期の浄土宗の僧で徳本上人、徳本行者とも呼ばれていました。

弘法大師の銅像
大きな本堂
広い境内
境内に鐘楼
薬師如来は薬壺を持っていません
墓地には古い石仏

境内には六地蔵と六面地蔵があります。京都の化野寺で見たことがありますが笠付きの六面地蔵は初めてです。大きな墓地を持つこのお寺は古い石仏の多いところです。墓地の中には苔むした仏たちが佇んでいました。

関連記録・コース

 真言三宝宗(しんごんさんぽうしゅう)

日本の真言宗系諸派の1つ。清荒神清澄寺を大本山とする寺院である。

 

 薬師如来・薬師瑠璃光如来(やくしにょらい)

東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。

 

 名号塔(みょうごうとう)・名号碑(みょうごうひ)・名号石(みょうごうせき)念仏塔(ねんぶつとう)・念仏供養塔(ねんぶつくようとう)

阿弥陀などの名前を彫った碑を名号塔(みょうごうとう)と言う。江戸時代に四十八夜の間、阿弥陀如来を拝む四十八夜念仏が盛んに行われ、その行事が終わったときなどを記念して建てられたとされている。。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

TAG:曽我丘陵 2014年2月23日
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