矢立の杉 


 観光地の種類:史跡
 所在地:山梨県大月市笹子町黒野田
 訪問日:2012年11月8日

 

江戸幕府により整備された甲州街道は江戸から甲府を経て中山道の下諏訪宿へと続く街道です。その最大の難所が笹子峠で、往時の旅人は黒野田宿から現在の県道日影笹子線に沿った街道を笹子峠へと登って行ったと言われています。

杉木立の中を登る甲州街道
見上げる矢立杉
幹は空洞になっています
見上げる大木は22m付近で折れている

登って行く街道にそびえる大きな杉が矢立杉、出陣する武者がこの大杉に矢を射立て、武運を祈る慣習があったと言われる杉です。樹齢はおよそ1000年、地上22mほどのところで折れているものの、それでも見上げるような巨木です。

矢立杉の案内板
身代わり両面地蔵
裏には優しい女性の顔が
矢立杉の歌詞

付近には歌手の杉良太郎さんの作詞、作曲と言う「矢立杉」のモニュメントや両面身代わり地蔵が祀られていました。

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TAG:笹子雁ヶ腹摺山 2012年11月8日
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